こんにちは、ママライターの高橋ゆうです。
モンテッソーリ教育では、自分で好きなことに取り組む"おしごと"という時間があるのをご存知ですか?
わが家の次女は現在年中で、モンテッソーリの幼稚園に通っています。そんな娘が一番好きなのは、「縫い刺し(ぬいさし)」のおしごと。
「刺す」という動きがうまくできるようになった3歳前後から取り組むことが多く、手指の巧緻性(器用さ)や集中力、根気を伸ばしてくれるおしごとです。
毎日のように幼稚園でやっている縫い刺しを、「家でもやりたい!」という娘。幼稚園で使っている教具を100円ショップで手に入るアイテムで作ってみました!
初めての子でもうまくできるコツや、応用編まで”おうちモンテ”の縫い刺しのポイントをご紹介します。
縫い刺しに必要な材料・道具はこちら。100円ショップの手芸・キッチン用品・文房具コーナーで手に入ります。
①コルクの鍋敷き(コルクボードでも可)
②とじ針
③目打ち
④刺しゅう糸
⑤台紙(普通紙でも厚手の紙でも)
⑥ペン
縫い刺しをする用紙は、インターネットで無料でダウンロードすることもできます♪もちろん自分で描いた線や図形、絵でもOK!今回は手描きの台紙で挑戦していきます。
まずは直線の上を縫っていくのがおすすめです。
台紙に定規を使って直線を引き、ある程度等間隔になるように、点を書いていきます。
コルクの鍋敷きの上に紙を置き、目打ちを使って針を通す穴を開けていきます。この作業は子どもでもできるので、目打ちを持たせても問題ない年齢であればぜひ任せてみてください。
ただし目打ちは先端が鋭利なので、子どもが使っているときは目を離さないようにそばで見守っていてくださいね。
台紙の準備ができたら、針に糸を通して縫い刺しスタート!
最初の玉結びや針を上から通すか下から通すかなど迷うところは大人がサポートをする必要がありますが、子どもって意外と「こうやってやるんだよ」とやり方を教えなくても、どんどん縫い始めたりするんです…!
自宅で大人がしていたり、テレビや絵本の登場人物が糸と針を使って裁縫している姿を見て、自然と頭に入っているんですね。
ということで、子どもから助けを求められたときにアドバイスをしてあげるだけでOKです!
自分の好きなように自分のやり方でのびのびと"おしごと"をさせてあげましょう☆
直線を縫うのに慣れてきたら、図形や絵にも挑戦してみましょう!
慣れてきたら目打ちの間隔を狭くしたり不規則にしたりすることで難易度もアップして、よりじっくり取り組めますよ!
上のうさぎのイラストの写真を見るとわかる通り、針を通した穴が大きく開いてしまっています。わが家で使っているとじ針はピンク、黄色、青の3種類があり太さがそれぞれ異なります。
うさぎのイラストで使用していた黄色の針は、中間の太さ。
そして上記の写真で使用している、青色の針が1番細いです。針を通した穴の大きさもそこまで目立ちませんよね。
最初は太い針でやって感覚を覚えていくのがおすすめ。難易度をアップさせて、細かいイラストや狭い間隔で縫うようになったら、細い針を使うといいですよ!
毎日のように縫い刺しをしている次女は、玉結びや玉どめもお手のもの!少しずつステップアップして、玉結びや玉どめ、返し縫いなど裁縫の基本となる技術も教えていってあげましょう♪
卒園してから縫い刺しをしていなかった小学生の長女は、玉結びと玉どめのやり方を忘れてしまっていたので、今後はおうちで"おしごと"をさせてあげる時間を大事にしたいと思います。
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大人でも難しく感じる糸通しや等間隔での縫い刺し。子どもの集中力アップや指先のトレーニングとして、かなりおすすめです!
必要な材料もすべて100均でそろうので、おうち時間の過ごし方のひとつとしてぜひ挑戦してみてくださいね
ライター 高橋ゆう
おしゃれが大好きで心優しい姉さんと、変顔の達人でおちゃらけガールの妹のデコボコ姉妹のママです。アニメやゲームが大好きで、子どもたちと一緒に…いやそれ以上に真剣に楽しんでいるママライター。