幼稚園教育が新たなステージへ!2020年からの教育要領解説

幼稚園教育が新たなステージへ!2020年からの教育要領解説
幼稚園の教育が変わっていることをご存じですか? 2020年から新しい幼稚園教育要領が施行され「生きる力」を育むことが重視されています。この記事では、新たな教育要領のポイントや目指すべき方向性について解説します。ぜひ参考にしてください!
目次

幼児教育の新時代へ

2020年、小学校教育の新学習指導要領の施行に伴い、幼稚園でも新たな教育の風が吹き始めました。

この変革の波は、2019年4月1日から施行された新しい「幼稚園教育要領」にも及び、子どもたちの未来に新たな礎を築いています。

この新要領は、ただ学ぶことを目的とするのではなく、次世代を生き抜くための「生きる力」を育むことに重点を置いています。

教育目標の先進化

技術革新やグローバル化の急速な進展を背景に、新幼稚園教育要領は「社会に開かれた教育課程の実現」、「1人ひとりの資質・能力を育む」、「生涯にわたる学習とのつながりを見通す」という3つの大きな目標を掲げています。

この方針によって、幼稚園から小学校、さらにはその先の教育へとスムーズに接続する土台が作られつつあります。

「3つの柱」と「5領域」の紹介

新たな幼稚園教育要領では、「知識および技能の基礎」「思考力、判断力、表現力などの基礎」「学びに向かう力、人間性など」という、「3つの柱」が明確にされています。

これらの柱は小、中、高等学校で目指される目標にも連動しており、幼児教育から総合的な力を育むことが重視されています。

また「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という「5領域」を通じて、これらの力が育まれます。

子どもたちが自発的に遊び、学び、成長していけるような教育環境の構築が目指されています。

おわりに

新しい幼稚園教育要領は、知識を詰め込むのではなく、子ども一人ひとりの資質や能力を大切にしながら、生きる力を育むことに焦点を当てています。

この大きな一歩が、子どもたちが未来社会を生き抜くための重要な基盤となることでしょう。

教育機関だけでなく、家庭や地域社会も含め、すべての大人が子どもたちの成長をサポートしていくことが期待されています。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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