保育園と連携しながらすすめる円滑なトイレトレーニング

保育園と連携しながらすすめる円滑なトイレトレーニング
トイレトレーニングに不安を感じているママやパパも多いのでは︖ でも大丈夫、保育園と連携すれば、スムーズに進められます。 保育現場での経験をもとに、トレーニングを円滑に進めるためのポイントをわかりやすくお伝えします。
目次

トイレトレーニングは、子育ての大きな節目の一つ。いざ始めると「うまく進められるかな」と不安になるのがママ・パパの本音ではないでしょうか。そんなときは、保育園と連携することがおすすめです。保育士の視点から、無理のないペースでトレーニングを進めるヒントをお伝えします。

1. 保育園と情報を共有する

トイレトレーニングを始めたら、まずは保育園の先生に相談を。家庭での取り組み方や、子どもの反応などを伝え、アドバイスをもらいましょう。また、園での排泄の様子や、トレーニングの進め方についても情報共有を。家庭と園で連携することが、トレーニング成功の鍵となります。

2. 子どものサインを見逃さない

トイレトレーニングを進める上で大切なのは、子どもの「おしっこ・うんちサイン」を見逃さないこと。もじもじする、急に静かになる、顔が赤くなるなど、子どもなりのサインがあります。保育士は色んなお子さんのパターンをみているので、情報交換しながら、わが子のサインを把握しておくと安心ですね。

3. 無理のないペースで進める

トイレトレーニングは、周りの子と比べて焦る必要はありません。一人ひとりの発達に合わせ、無理のないペースで進めることが大切です。子どもが嫌がる様子を見せたら、無理をせずに、一旦トレーニングを休んであげることも選択のひとつです。担任の先生とよく相談して、わが子に合ったペースを見つけましょう。

4. 子どもの自尊心を大切にする

トイレで失敗したとき、保護者がイライラしてしまうこともあるかもしれません。でも、怒ったり叱ったりするのは逆効果。子どもの自尊心を傷つけ、トイレを嫌いにさせてしまう恐れがあります。失敗しても、笑顔で「上手にできるようになるからね」と励ますのが保育士流。そして少しでもできるようになったことがあれば、子どもの頑張りをたくさん褒めて、自信をつけてあげましょう。

5. トイレを楽しい場所にする

トイレを「行きたくなる場所」にするのも、トレーニングを円滑に進めるコツです。子ども用の便座やステップ、可愛いパンツを用意するなど、トイレ環境を整えてあげましょう。絵本を読んだり、シールを貼ったりと、トイレで一緒に過ごす楽しい時間を作るのもおすすめ。保育園での工夫も参考にしながら、トイレが心地よい場所になるよう努めましょう。

まとめ

トイレトレーニングは、保育園と情報を共有し、連携しながら進めることが何より大切です。子どものサインを見逃さず、一人ひとりに合ったペースでゆっくり取り組んでいきましょう。失敗しても叱らず、子どもの自尊心を大切にしてあげてください。そして、中々うまくいかないときはトイレが「行きたくなる楽しい場所」となるように環境を整えてみてください。

最後に、お一人で抱え込まずに、保育園の先生方とよく相談しながらトレーニングを進めていってくださいね。保護者と子どもが一緒に乗り越える大切なステップです。ゆっくり焦らず、子どもの成長を喜びながら、一緒に取り組んでいきましょう。

ライター/監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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