「見落とさないで!」保育士が解説する【保育園見学で見るべきポイント】

「見落とさないで!」保育士が解説する【保育園見学で見るべきポイント】
保育園や幼稚園は、子どもにとって初めての集団生活の場所。どのような園を選べばよいのか、迷われる方が多いのではないでしょうか。園見学へ行くとき、見るべきポイントを保育士がお伝えします。
目次

保育環境を見てみましょう!

 子ども達が毎日過ごす保育室には、どのような玩具があるでしょうか。 子どもが登園し、保育室に入って「今日は何をして遊ぼうかな」と主体的に遊びを選べる環境だと良いですね。 また、清潔さがあるかも大事ですね。

園によっては、壁面に普段の様子がわかる写真や製作などが掲示してある場合もあるので、 それを見て雰囲気をつかむのも良いですね。

先生方の雰囲気を知ろう!

 ホームページにどんなに良い保育方針が書かれていても、どんなに良い玩具があっても、 結局は毎日保育してくれる先生方がどんな方達なのかは、重要ですよね。

見学を担当してくれる先生が、園長先生や主任の場合、実際には保育室に入って子ども達と関わる時間が少ないかもしれません。 見学担当の先生だけでなく、園にいる先生方が、どのような雰囲気なのか。 子ども達にどのような言葉掛けをしているか、どのような挨拶をしてくれるか。

実際に園に行ってみると、先生方の雰囲気もわかると思います。

見学へ行く前にも質問することを考えてみましょう!

持ち物や、登園時の準備

朝、お仕事に行く親御さんにとっては、登園してからお子さんを預けるまでにやること、どんな持ち物があるのかも大切な確認事項です。 これも園によって違うので、聞いてみましょう。 日々の持ち物だけでなく、入園前に準備する物も聞いてみると良いですね。

慣らし保育期間

慣らし保育の期間についても、園によって様々。 初めのうちは親御さんと一緒に過ごして、少しずつ母子分離していく園もあります。

仕事復帰を早くしなければいけない方にとっては、慣らし期間がどの程度かも気になるところだと思いますので、 何日間かも聞いてみましょう。

入園後、すぐに笑顔で遊び始める子どもでも、少し時間が経ってから不安になる場合もあります。 大人と同じように、子どもにとっても、新しい環境に入ることは心身ともに疲れます。

慣らし保育期間は、短い長いに関わらず 子どもが少しずつ安心して登園できるようにする為、降園後はゆっくりと身体を休める為の大事な期間です。 どのように慣らし保育を進めていくのかも、園の方針がわかるので聞いてみましょう。

親参加の行事

保育参観や発表会など、平日に保護者が参加する行事もあるかもしれません。 お仕事との調整もあるかと思うので、親参加の行事が年間でどのくらい、いつ頃あるのかも一年を通して把握しておいた方が良いですね。

足を運べる園は、何箇所か行ってみましょう!

 初めての園選びだと、 どうやって選べば良いかわからないかもしれませんが、実際に何箇所か行ってみると、雰囲気の違いがわかると思います。 実際に、預けたときにお子様が、どのように園生活を過ごしてほしいか、どのようなことを大事にしたいかを考えて、 なるべくそれに合った環境を選んであげたいですよね。

 保育園に入園を考えている方で、待機児童が多い地域ですと、希望通りに入れない場合も多いと思いますが、可能な限りは見学に行ってみて、園の雰囲気を感じてみてください。

子どもの園選びを通して、親として、何を大切に子育てをしたいかを考えられる良い機会にもなりますね。

ライター/監修:yuuri (幼稚園教諭二種免許、保育士資格、絵本専門士)

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執筆者

幼稚園教諭二種免許・保育士資格・絵本専門士 yururi

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