保育士おすすめ！新生児の成長を助ける遊び方ガイド

新生児との正しい過ごし方

新生児期は、生後28日間を指し、この時期には赤ちゃんの目はまだはっきりと物を見ることができません。

また、昼夜のサイクルも定まっていないため、規則正しい生活リズムは期待しないほうがよいでしょう。

退院後は医師の指導に従いつつ、赤ちゃんの欲求に応えることが最も大切です。

抱っこする際は首がすわっていないため、十分な支えが必要です。

外出や外気浴は、医師のOKが出てからゆっくり始めることをおすすめします。

新生児との遊びでは、赤ちゃんが色を認識しやすい色彩豊かなおもちゃを選ぶとよいでしょう。

彼らの視力はまだ発達していないため、絵本やおもちゃは30センチほどの距離でゆっくりと動かしながら遊ぶことが大切です。

音楽と一緒に動くおもちゃは、赤ちゃんが夢中になって見つめることがあり、安心して過ごすのに役立つと言われています。

声を聞かせることも新生児にとっては大切な遊びの一つです。

特に、兄弟がいる家庭では、絵本の読み聞かせを通じて一緒の時間を楽しむことができます。

新生児用の絵本は、コントラストがはっきりしたデザインのものが多く、視覚的な刺激を提供できます。

上の子が読み聞かせをすることで、兄弟間の絆も深まるかもしれません。

新生児期に最も大切なのは、たくさんのスキンシップを通して安心感を与えることです。

沐浴時には手を使って優しくマッサージをしたり、クリームで保湿をすることで、赤ちゃんは保護者の愛情を感じ取ることができます。

また、赤ちゃんを抱っこすることは、親子の絆を深める大切な時間となります。

抱き癖が心配されることもありますが、新生児期は特に、積極的に抱きしめることが推奨されます。

新生児との遊びは、見た目には分かりにくいかもしれませんが、実は親子の絆を深め、赤ちゃんの感覚や心を育てる大切な時間です。

赤ちゃんがゆったりと安心して過ごせるよう、親子でコミュニケーションをとりながら、この貴重な時期を満喫しましょう。

（おやこのへや編集部）