大人にはただの椅子と毛布でも、子どもにとってはそこが“お店”になったり、“隠れ家”になったりと、想像の世界がぐんと広がります。 「ここはぼくのお城!」「ママはお客さんね」など、自分の思いつきを自由に形にできる空間が、創造性をぐんぐん育ててくれるのです。
ひみつ基地の中では、子ども自身が主役。 遊びのルールを自分で決めたり、アイデアを出し合ったりする中で、自主性や柔軟な思考も自然と育まれます。
特別なグッズは必要ありません。
・椅子を並べてその上に毛布をかける
・段ボールを切ってトンネルや壁にする
・クッションを積み重ねて小さな部屋にする
このような簡単な工夫だけで、子どもたちにとっては「自分だけの世界」が出来上がります。 「一緒に基地作ろうか」と声をかければ、作る過程そのものがおやこの楽しい時間になります。
雨の音を聞きながら、落ち着いた空間の中でゆったり遊ぶ時間は、子どもの内面の世界を広げるのにぴったりです。 基地の中で絵本を読んだり、おままごとをしたり、ごっこ遊びをするだけで、物語をつくる力や想像力が育っていきます。
「雨だからつまらない」ではなく、「雨だからこそできる遊び」を楽しむことで、日常の中にある豊かさに気づけるきっかけにもなります。
子どもがひみつ基地で何かに夢中になっているとき、つい手を出したくなることもあるかもしれません。 けれど、そんなときは少し距離をとって「どんなことを考えてるのかな?」と見守ってみてください。
子どもが「自分で考えて、自分でやってみる」時間を持つことが、創造性を大きく伸ばしてくれるのです。 声をかけるなら、「わあ、面白そう!」「それはどうやって作ったの?」と、関心をもって寄り添うようにすると、子どもの中のワクワクもさらに膨らみます。
実は、ひみつ基地は子どもだけでなく、大人にとっても心がほっとする空間です。 お布団の中で本を読むような安心感に包まれて、自然と会話も穏やかになります。
「今日はこんなふうに過ごせてよかったね」 「雨の日も悪くないね」
そんな言葉が生まれる、特別なお家時間を過ごすことができます。
雨の日は、外に出られず気分が沈みがちかもしれません。 でも、だからこそ「ひみつ基地」という非日常をお家の中でつくることが、子どもの創造力や心の柔軟さを育む大きなきっかけになります。
準備も簡単、片づけも一緒に楽しめば学びにもつながります。 大人が「楽しそうだな」と思える雰囲気をつくるだけで、子どもの遊びはどんどん広がっていきます。
雨の日も、子どもの成長を見守るやさしい時間になりますように。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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