私を見下す義娘が「結婚式の費用”全部出して”当日は"欠席"してね(笑)」と言うので本当に欠席した結果…

私を見下す義娘が「結婚式の費用”全部出して”当日は"欠席"してね(笑)」と言うので本当に欠席した結果…
今回は『夫の継子「偽の母親は結婚式来ないでね」夫「お前は式代だけ払っとけ」式代を払わなかった結果』です。 主人公は身内からの紹介で夫と結婚し、今は兼業主婦をしています。 夫は工場勤務の主人公を見下しており、そのせいで夫の連れ子である娘も主人公を見下すようになり…。

身内からの紹介で夫と結婚するも…

主人公、ゆき子54歳。35歳の時に夫の悟と結婚し、専業主婦として家庭を支えてきました。

しかし、悟は年上で工場勤務だった私を「もらってやった」と見下し、その姿を見て育った継子のなつみも、私を自然と見下すようになっていきました。

「ねえおばさん! 私の服がないんだけど、盗んだんでしょ!」

「そんなわけないでしょ。あなたが洗濯しておけって言うから、今洗濯している最中よ」

「うるさい! 工場勤務のおばさんのくせに口ごたえしないで! さっさと返しなさいよ!」

言いがかりをつけては逆ギレするなつみ。社会人になれば少しは常識を身につけてくれるだろう…。

そんな私の淡い期待も、虚しく消えていきました。

屈辱的な要求

そして数年が経ったある日、悟となつみは私にとんでもないことを言い放ちます。

「今度海外で結婚式をあげるんだけど、偽の母親は来ないでね。

工場勤務のおばさんを相手の家族に合わせるなんて恥ずかしすぎるから」

「そういうことだ。お前は式代だけ払っとけ。式場の予約は面倒だからお前に任せる」

相手は悟の会社の社長の息子だというのです。

私を母親としてではなく、ただの金づるとしか見ていないその態度に、長年溜まっていた何かがプツリと切れました。

「わかったわよ。式場を予約するところまではやってあげる」

私が素直に応じると、二人は「海外の式場予約なんてできやしないだろう」と馬鹿にしたような笑みを浮かべました。

「19年間、あなたたちの面倒な手続きを誰がやってきたと思ってるの?

大学の願書も、あなたたちの旅行の申し込みも、全部私じゃない。むしろ、自分たちじゃできないから私に押し付けたいだけでしょ?」

そう言い返すと、二人は躍起になって反論してきました。

「その程度のこと、私たちだけでもできた!」

「あらそう。だったら式の段取りとか支払いとか、予約した後のことは全部自分たちでやりなさいね」

そう言って、私は反撃の狼煙を上げたのです。

甘い見通しと、私の静かな復讐計画

数週間後、海外の結婚式場から分厚い封筒が届きました。

「二人とも、書類が届いたわよ。約束通り、私はこれ以降何もしないから」

「はあ? それぐらいお前がやっておけよ。気が利かないな」

「そうよ、母親を名乗りたいならそれくらいやってよ。あ、それから招待状も親戚中に送っておいて。

旅費は全額うちが出すって書いてね」

「そんなお金、どこに…」

「もちろん、お前の貯金だよ!」

その言葉を聞き、私は静かに決意しました。

「本当に救いようがない人たち。これ以上、人生を浪費するのはやめよう」と。

私は言われた通り招待状だけは送りましたが、それ以外は一切手出しせず、着々と離婚の準備を進めていきました。

悟となつみは「どうせあいつが全部やってくれる」と信じて疑わず、届いた書類を無視し続けたのです。

そして、出発の数日前。私は二人に二つの書類を手渡しました。

「渡したいものがあるの。…海外挙式のための航空券と、離婚届よ」

「り、離婚だあ!?」

「こんな結婚式直前に! 嫌がらせか!」

「娘の晴れ舞台を台無しにするつもりか!」

「娘? 私に娘なんていないわよ。

あれだけ毎日『母親じゃない』って言っておいて、都合のいい時だけ娘みたいな顔しないでくれる?」

激昂した悟はその場で離婚届にサインし、私を追い出しました。

「さっさとこの家から出て行け!」

私はその日のうちに荷物をまとめ、静かにあの家を出ました。

楽園での絶望

ハワイに到着した悟となつみは、浮かれていました。

「なかなかいい席じゃん。最後に役に立ったんだね、あの底辺おばさん」

しかし、楽園で二人を待っていたのは、天国ではなく地獄でした。 ホテルに到着した二人は、受付で信じられない言葉を耳にします。

「お客様の結婚式ですが、挙式費用200万円が未払いのため、キャンセルされております」

「え…?」

「加えて、お客様のホテルのご宿泊予約も料金未払いでキャンセルになっておりますので、当ホテルにはお泊まりいただけません」

そこに、なつみの婚約相手であるシンジさんと、その父である社長が到着しました。

予約が取れていないことがバレてはまずいと、二人は必死で私に電話をかけますが、繋がるはずもありません。

パニックになった二人は、信じられない行動に出ます。ハワイにある系列工場に乗り込み、騒ぎ始めたのです。

衝撃の真実が…

「一体何の騒ぎですか?私がここの工場長ですが」

「関東工場のゆき子に連絡を取れ! あいつがとんでもないことをしたんだ!」

「もしかして、日本のゆき子社長のことですか?

ゆき子社長のお父様は、当社を創業した先代社長ですから。

経営手腕のあるゆき子社長のおかげで、こうして海外進出も果たしたんですよ」

二人は顔面蒼白になりました。

私がただの工場作業員ではなく、悟が勤める会社の親会社の社長だったのです。

結婚当時は、経営を学ぶために現場で働いていただけでした。

自業自得の結末と二人の末路

その後、ホテルで待っていた社長親子に、私が全ての事情を説明しました。

「なつみさん、君とは結婚できない。君のような自分勝手で他人任せな女性は、会社のためにも、僕の妻としてもふさわしくない」

婚約者のシンジさんからそう告げられ、なつみは崩れ落ちました。

社長も悟に向き直り、こう告げます。

「君の身勝手な行動は許されない。日本に戻ったら相応の処分を下す」

絶望する二人に、私は最後の一撃を加えます。

「ところで、あなたたち、日本に帰れると思ってるの? 帰りの航空券、ちゃんと準備してる?」

もちろん、二人がそんなものを準備しているはずがありません。

「助けてくれよ! あの頃のお前に戻ってくれ!」

「誠意をもって頼まれたら助けようと思ったけど…。いい大人が甘えないでくれる?」

私はそう言い放ち、社長たちとその場を後にしました。

その後、二人は自力で帰国できず、現地でトラブルに巻き込まれたそうです。

自らの力で何かを解決しようとしたことがない彼らの、当然の結末なのでしょう。

夫たちの世話から解放された私は、今日も社長として仕事に励んでいます。

世話を焼くだけが、相手のためになるわけじゃない。

それを忘れずに、これからも前に進んでいこうと、心を新たにするのでした。

出典:嫁子のスカッと漫画

イラスト:嫁子のスカッと漫画

※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。 ※この物語はフィクションです。 (おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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