【おやこで読みたい】ベートーベンの小さなころのお話

【おやこで読みたい】ベートーベンの小さなころのお話
世界中の人に愛される音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン。 その名前を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。 でも、ベートーベンがどんな子ども時代を過ごしたか、知っていますか? 今回は「音楽の天才」と呼ばれるまでにどんな道のりがあったのかを、おやこで一緒に楽しめる形でご紹介します。
目次

小さなベートーベンと音楽のはじまり

ベートーベンは、1770年にドイツのボンという町で生まれました。 まだ7歳のころには、すでにピアノの舞台に立っていたそうです。 13歳ではなんとおしごととして音楽をしていたとも言われています。

でも実はそのころ、家の中はとても大変な状態でした。 お父さんはお酒をたくさん飲み、きびしいレッスンをベートーベンに毎日のようにさせていたといいます。 ベートーベンは子どもながらに家計を支えるため、音楽に真剣に向き合っていたんですね。

音が聞こえなくなってもあきらめなかった

ベートーベンは、大人になると耳が聞こえにくくなる病気になってしまいます。 音楽家にとって、とてもつらいできごとです。

でも彼は、それでも音楽をあきらめませんでした。 有名な「交響曲第5番(運命)」は、耳が聞こえない中で作った作品なんです。 「じゃじゃじゃじゃーん」という力強い音、聞いたことがあるかもしれませんね。

音楽家として新しい道を切りひらいた人

昔の音楽家は、貴族やお金持ちの人のために働くのが普通でした。 でもベートーベンは、「音楽家も自由に活動できるべきだ」と考え、自分で演奏会を開いたり、楽譜を売ったりと、新しいスタイルを作っていきました。

そのおかげで、今の音楽家たちも、自分らしく表現できる時代になったのかもしれません。

おわりに

ベートーベンの人生には、大変なこともたくさんありました。 でも、あきらめずに自分の信じる音楽を作り続けた姿は、今の私たちにもたくさんのことを教えてくれます。

ぜひ、お子さんと一緒にベートーベンの曲を聞いてみてください。 「どんな気持ちがこもってるのかな?」「このメロディ、どこかで聞いたことあるね!」 そんな会話が生まれたら、音楽との時間がもっと豊かになるはずです。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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