出産直後…夫が「”育休”使って旅行行ってくる（笑）」というので”快く送り出した”結果

妊娠と結婚への戸惑い

カオリはサトシに妊娠を告げますが、サトシは「本当に俺の子か？」と疑います。

カオリが「子どもができたら結婚しようって言ったくせに」と詰め寄ると、サトシは「それはその場のノリだ」とひどい態度を取ります。

結婚には気が進まない様子のサトシに、カオリは育休制度について尋ね会社の状況を確認するよう促します。

育休取得と態度の変化

カオリに言われ、サトシは会社に育休制度について尋ねに行きます。

すると、育休が比較的取りやすい社風だと分かり、さらに上司や同僚に褒められたことでサトシはすっかりご機嫌になります。

今までミスばかりで怒られていたため、褒められたことが嬉しかったサトシは態度を一変させて「結婚して育休取るわ！」とカオリに宣言します。

出産と育休取得の真の理由

カオリは無事に出産しますが、サトシは「血が怖いから」と立ち会いを拒否します。

カオリが「あんなに心待ちにしていたのに」と言うと、サトシは「やっと会社から解放されて休みがもらえるんだもん」と本音を漏らします。

責任のある仕事を任されなくなり、仕事が楽になったことで、彼は育休取得を心待ちにしていたのでした。

育児拒否と旅行計画

サトシは育児も家事もする気がないと宣言します。

育休はとるが、「カスミの方が得意だろ」と言い、カオリにすべて任せるつもりです。

さらに、「俺はリフレッシュしたいから」と1週間の旅行を勝手に計画します。

つわりで苦しんだカオリが「私は安静にしてただけ」と訴えても、「お前はズボラだ」と聞く耳を持ちません。

妊娠中の苦労を否定

サトシは、カオリが妊娠中に仕事や家事をまともにできなかったことを責めます。

「女はそう言えば仕事も休めるし家事もしなくていいんだろ。妊娠は病気じゃない」と暴言を吐き、家事は女の仕事だと主張します。

カオリが「私も働いている」と反論しても、彼は「つわりで休んでたじゃないか」と聞く耳を持たず、旅行に行くことを一方的に告げます。

サトシの嘘が発覚

サトシは明日から旅行に行くとカオリに告げ、連絡を絶ちます。

カオリから「どこに行ってるの？」と連絡が来ると、「群馬だよ」と答えます。

カオリは「会社の人たちと行った」という彼の言葉を不審に思い、宿泊者名簿に「ヤマヤヒカリ」という女性の名前があることを突きつけます。

さらにカップルプランで宿泊していることも明らかになり、サトシは必死に言い訳をします。

社長の奥さんとの不倫

カオリはヤマヤヒカリがサトシの会社の社長の奥さんであることを突き止めます。

サトシは必死に「もう会社を辞めた同期だ」と嘘をつきますが、カオリは社長に電話をかけ、その場でサトシの不倫を暴露します。

サトシは「頼むから言わないでくれ！クビになっちゃう！」と懇願しますが、カオリは電話を繋げたままにします。

離婚の決意

サトシの不倫と育休中の旅行はすべて社長に筒抜けとなり、彼は絶望します。

「クビになったらお前も困るだろ」とカオリにすがるサトシに、カオリは「安心して。あなたとはもう離婚するから」と告げます。

養育費と慰謝料さえもらえれば、一人でもやっていけると、カオリは強い意志を見せ、サトシの懇願を冷たく突き放します。

結末と新たな人生

サトシは社長から厳重注意を受け、会社では後ろ指をさされるようになります。

一方、カオリは社長と親しくなり、今後も食事に行く関係になります。

育休が終わったら、自分もその会社で働こうかと考えるカオリ。

彼女はサトシと離婚し、新たな人生を歩み始めます。

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(おやこのへや編集部)