「なんで何度言っても分からないかなぁ!?」ミスを押し付けるパワハラ上司への【対処法】

「なんで何度言っても分からないかなぁ!?」ミスを押し付けるパワハラ上司への【対処法】
社会人になると望まない人事異動で苦手な上司の下につくこともあるかもしれません。 中には、上司のミスを押し付けられるようなことも。 それは決してあなた一人の問題ではありません。 ここでは、そうしたパワハラ上司から自分を守り職場環境を改善するための具体的な対策を解説します。

パワハラの定義

職場のパワーハラスメントとは、「優越的な関係を背景とした言動」であり「業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの」によって「労働者の就業環境が害されるもの」の3要素すべてを満たすものを指します。

自分のミスを押し付け、高圧的に部下を叱責する行為は精神的な攻撃や過大な要求としてこの定義に該当する可能性が高いです。

法的に明確な定義があることを理解し、あなたの受けている苦痛は「ハラスメント」であると認識することが解決の第一歩となります。

苦手な上司との付き合い方

高圧的な上司に対しては、まず冷静かつ丁寧な対応を徹底し必要以上に感情的にならないことが重要です。

業務上の報・連・相は徹底し客観的な結果を出すことに集中しましょう。

また、可能な範囲で上司とは一定の距離を置き業務に必要な最低限のコミュニケーションに留めます。

理不尽な言動を全て真に受けず「仕事だから」と割り切るマインドセットもストレスを軽減する上で有効です。

パワハラ上司の被害に遭った場合の対処法

最も重要なのは、ハラスメントの証拠を記録することです。

いつ、どこで、誰が、何を、どのように言ったか(5W1H)を詳細にメモし、可能であれば録音やメールなどの客観的な証拠を集めましょう。

その上で、社内の相談窓口や人事部、または上司のさらに上の上司に相談します。

社内で解決が難しい場合は、外部の労働局(総合労働相談コーナー)などの専門機関への相談も視野に入れ、一人で抱え込まずに行動することが大切です。

出典

厚生労働省:職場におけるハラスメントの防止のために(セクハラ・パワハラ対策)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/danjokintou/powerharassment_index.html

あかるい職場応援団 - 厚生労働省:ハラスメントで悩んでいる方

https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/worry/action/

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の状況に対する法的なアドバイスではありません。具体的な問題に直面した場合は、専門家にご相談ください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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