イラスト：嫁子のスカッと漫画

前回：浮気が発覚

ユカリ 「写真に映ってる彼女はミキさんって言うんですって。ミキさん本人から私のSNSにこの写真が送られてきたのよ。『私たちは愛し合ってるからさっさと別れてください』ってね。」

ミツル 「あいつ、余計なこと...！」

ユカリ 「それで、まだ言い訳があるなら聞いてあげるけど。」

ミツル 「はぁ。確かに俺は写真の通りミキと浮気してるよ。でもそれがどうしたんだよ。」

ユカリ 「今の関係を我慢してくれだとか、結婚費用が必要だからお金を貸してくれないかだとか、色々とミキさんに言ってたのね。」これが全部嘘だったなら、詐欺に当たるのは分かるわよね。」

ミツル 「うっ...」

訴えられる可能性がある

ユカリ 「このままじゃ、ミツルはミキさんに訴えられることになるんじゃないかしら。もちろん、ミキさんも私という妻がいることを承知の上であなたとの関係を続けてる。だから、彼女に同情するつもりはないけどね。」

謝罪してきて…

ミツル 「そんなの困る。どうにかならないか。」

ユカリ 「どうにかしたいなら、この離婚届にサインすればいいんじゃない？私と本当に離婚したなら、ミキさんへの言葉が嘘じゃないってことになるんだし。」

ミツル 「くっ...」

ミツル 「ユカリ、本当にすまなかった。お前というものがいながら他の女に目移りした俺が悪かった。お前を愛してるのは本当なんだ。どうかチャンスをくれないか。」

誠意を見せるのが筋

ユカリ 「うん。確かに私もあなたを愛していたから、チャンスをあげたいわよ。でもだったら、まずは具体的にどうやって私に誠意を見せるのか、自分で言うべきよね。」

ミツル 「う、えっと、これからは浮気なんてしないし、お前に尽くすって誓うし。」

ユカリ 「一応言うけど、言葉だけで信じてもらえる段階はもう超えてるのよ。最低でも行動で示してもらわないと信用できないわ。」