いま、日本の教育現場では、これからのグローバル化も踏まえて「アクティブラーニング(主体的・対話的・深い学び)」の重要性に改めて注目が集まっています。
みずから意欲をもって、まわりの人たちとコミュニケーションを取りながら、知識だけでなく深く考える。
この態度がこれからの世の中を生き抜くためには、本当に必要になってくるからです。
ですから、子どもの力を伸ばしてあげたい、と思うとき、
あふれる情報に踊らされず、まず親がしっかり考えることが大切です。
肝心なのは、この子にどんな将来を迎えてもらいたいのか、そのために何をしたらいいか。
「主体的・対話的に・深い学び」を子どもが身につけるには、親がまず主体的に、対話的に、そして深く考えられなければなりません。
幼児のうちはとくに、体を動かして楽しく遊ぶ習慣をもつことが大切です。
子どもにとって、園は親と離れて友達と遊べる楽しい時間、家は親と遊べる特別な時間。
いろんな動きが含まれる遊びを、子どもたちが楽しくなるような声がけでたっぷり経験してください。
うまくやろうとしなくて大丈夫。親子でいろいろくふうしてやってみることが重要なんです。
自分自身の経験からも思いますが、子育ては「親も育つ」ということ。
子どもがいるからこそ経験できることは多いですし、 年齢も経験も違うけれど同じ人間、子どもから学び、感謝することは本当にたくさんありますよね。
子どもはあっという間に成長します。一緒に遊べる時間は限られています。 その貴重な時間をおやこでしっかり楽しんでくださいね。
山梨大学 教育学部長・大学院教育学研究科長 中村 和彦
1960年甲府生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。子どもの遊びの重要性、基本的な動きの発達などを研究。文部科学省中央教育審議会専門部会委員。NHKおかあさんといっしょの体操「ブンバ・ボーン」、2020応援ソング「パプリカ」のダンスを監修。
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