【後編】高級ホテルで…チェックイン中になぜか『別室』に通された直後⇒受付「失礼ですが…」”続いた言葉”に絶句

義母の転倒と暴走する被害者意識

義母は怒ってホテルを立ち去ろうとした際に転倒し足を骨折。しかし、「義父のせいだ」と責任を転嫁し、警察に被害届を出すと息巻いて入院した。事態の深刻さに気づいたカリンとクロキはホテルへ謝罪に向かうが、ホテルスタッフは逆にカリンたちに頭を下げた。クロキは義父を励ます一方で、義母の身勝手な言動に怒りを覚え、家族を犯罪者の身内にはさせないと決意する。

義母との対決と被害届の取り下げ

クロキは入院中の義母の元を訪れ、被害届を取り下げさせようと説得。義母は「嫁なら義親を敬うために金を使うべき」と身勝手な主張を続けた。これに対しカリンは「旅行費は独身時代の貯金であり、義母に口出しされる筋合いはない」と反論。義母が被害者だと主張し続けると、クロキは義母に対し、「侵入、窃盗、詐欺未遂で、こっちも訴える」と突きつけた。これに義母は態度を一変させ、被害届を出さないことを約束させられた。

義両親の離婚と家族の円満な再出発

数週間後、義父は義母に離婚を切り出す。信頼が崩壊したためだった。義父は貯金の半分と家を義母に譲る代わりに離婚を要求し、義母は承諾。しかし義父は、家の所有者となった義母に対し、年間15万円の固定資産税の支払い義務があることを伝え、生活に困窮させた。一方、義父はクロキ家族が家を建てるのに合わせて同居を提案され、孫のユリの願いもあり受け入れた。数ヶ月後、新しい家でカリン、クロキ、ユリ、義父は円満な生活をスタートさせた。