『ありがとう』『助かったよ』『それいいね』 日常で子どもと接するとき、この3つの言葉が鍵です。 親は子どもがやってくれたことに関して、素直にこちらの気持ちを口に出して伝えることが大事なんです。
そうすると子どもはもっとやりたくなり、自分ができることを探すことにも繋がります。 そうしたら、すかさず再度、ありがとうの気持ちを伝えてあげてください。 そうした日常の中で、子どもの自己肯定感も上がり、信頼関係に繋がります。 子どもは自信がつきながらも、「ママ・パパはいつも見ててくれてるんだな、嬉しいな」と感じてくれるはずです。
「控える」ってなんだ?て思いますよね。
シンプルに言うと次の2つが大切です。 ・やってあげすぎないこと ・やってあげる場合も全てはやらないこと
なんでもやってあげてしまうと、本人もそれが当たり前で心地良くなります。 そうすると、実はもう子どもが自分でできるのに、それに本人が気付けず成長を後回しにしてしまうことも。
そんなとき、こんな声かけがおすすめです。 『ここまでは私がやるから、この先は自分でやってみようか?』
また、子どもから何か聞かれたときに、聞き返すこともGoodです。
『これってどうやるの?』 →『どうやると思う?』 →『(考える)こうかな?』 →『正解!よくわかったね!』
会話のキャッチボールの中で疑問系で伝えることで、子どもが自ら考えるチャンスも自然と増えます。
もし子どもが自分で考えて、なにか答えを見つけられたなら、それも自信になります。 本人が挑戦できる機会を作ってみると良いですね。
『なんでやったの?』 『仕事が増えるからやめて』 『そんなんじゃダメ!』 ついつい親も余裕がないと、こう言っちゃうこともありますよね。
危険なこと、やってはいけないことならばちゃんと叱ることも大事です。 ただ、それ以外のことのときは、はじめの2項目を思い出してみて、感謝を伝えたり、肯定の言葉に置き換えてみてください。 もちろん無理矢理ポジティブに言う必要もありません。そんなときは言うことを「控える」のも有効です。
大人にとって厄介な状況でも、実は子どもの中では、いたずらではなく、新しいチャレンジかもしれません。 新しくチャレンジしようとしていても忙しいと、ダメだとわかっていながらも口から出そうになってしまう言葉の数々。(私もいつも自分との闘いです) そんなときグッと堪えてみると、子どもの思いをくみ取れることにも繋がります。子どものやりたい気持ちを尊重し任せてみることが大事です。 やめなさい!と機会を奪ってしまうのか、どうぞどうぞやりなさいと機会を作ってあげるかで、子どもが自信を持って行動できるようになるか変わってくると思います!
のびのびと自分で自信を持って考えて行動できる子どもになっていくために、今日挙げたポイントをもとに1つでも実践してくだされば嬉しいです。
ライター/監修:chiho(幼稚園教諭二種)
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