では、具体的にメリット・デメリットについてみていきましょう。
・質の高い教育が期待できる
私立小学校の場合、それぞれのカリキュラムをもち、特色のある教育に力を入れていることが多いです。教育方針や子どもの伸ばしたい部分が明確にある場合、小学校受験をするメリットが大きいと言えるでしょう。
・エスカレーター式の内部進学
私立小学校の場合、中学校、高校、大学と内部進学ができる場合があります。場合によっては試験を必要とすることもありますが、外部からの受験よりもハードルは低くなるでしょう。
内部進学ができると、スポーツなど勉強以外のことにも、打ち込みやすくなるというメリットもあります。
・人間関係が築きやすい傾向にある
同じ小学校の受験を経験したことで、子ども同士も似た考えを持つことが多いです。そのため、比較的人間関係を築きやすく、安定した学校生活を送れる傾向にあります。
・精神的負担が大きくなりやすい
小学校受験をするとなると、ある程度の勉強時間を確保する必要があります。小学校受験をしない家庭と比べ、自由に使える時間が減り、子どもにとって精神的に辛くなることが多いです。
また、合格を目指し、ときに厳しい言葉をかけてしまうこともあるでしょう。その言葉によって、勉強自体にネガティブな印象を持つようになったり、追い詰められていると感じたりするリスクも考えられます。
・費用負担が大きい
小学校受験をするためには、多くの場合幼児教室に通うことになり、複数の教室や習い事、特別講習など、他にもさまざまな費用が発生します。併せて、受験料もかかり、入学が決定すれば、入学金、学費などもかかってきます。
費用面の負担は、入学後のことまでしっかりと考慮に入れておきましょう。
小学校受験を選択した場合、ママ・パパはある程度覚悟をもって、子どものサポートをする必要があります。その際に、考慮に入れておくべきことをご紹介します。
・経済面の管理
小学校受験を選択したのであれば、合格に向けてさまざまな費用が必要になります。また、入学後も学費やその他費用がかかります。
小学校受験により家計がひっ迫しないよう、計画的に経済面の管理をしましょう。
・スケジュールの把握
小学校受験に向けて、幼児教室や習い事、学校説明会などさまざまな予定に追われます。ママ・パパの間でスケジュールの管理、共有ができていないと、子どもが混乱してしまいます。
どちらかがすべてを負担するのではなく、協力し合いながら受験をサポートできるような体制を整えておきましょう。
・子どもの気持ち
小学校受験をするうえで、子どもの気持ちを受け止めることが何より大切です。「合格してほしい。」というママ・パパの圧に押しつぶされ、勉強が嫌いになるケースもあります。
焦る気持ちは分かりますが、少し息抜きも交えながら、精神面での負担を少しでも軽減できるように見守ってあげましょう。
小学校受験のメリット・デメリットについてご紹介しました。
子どもの将来に関わる決断だからこそ、悩みますよね。メリット・デメリットはありますが、どちらの選択が正しいというわけではありません。
子どものやりたいことや伸ばしたいこと、期待することなどを考慮し、ママ・パパが思う最良の選択をしてあげてくださいね。
ライター/監修:kana (保育士資格・幼稚園教諭一種免許状)
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