叱っても言うことをきかない…を解決!子どもに伝わるたった4つのコツ
2020.09.09
親にとって、永遠のテーマと言ってもいい子どもの「叱り方」。
なかなか子どもに響かない…そもそもこんな叱り方でいいのかな?
よくない言い方だとわかっているのについ…イライラしない方法ってある?
つい感情的に叱ってしまった…どうフォローすればいい?など
悩みや疑問は尽きません。
子どもコンサルタントの原坂一郎さんに伺った、声かけの方法、親の気の持ちよう、には、すぐに実践できるノウハウがたくさんあります。
そもそも「子どもを良い方向に導きたい」「少しでも良い子になってほしい」のであれば…叱る必要はありません!
え!?どういうこと!?と思われるかもしれませんが、必要なのは「叱る」ではなく「注意をする」こと。
じつは親がくどくど叱っているとき、聞いている子どもは「一体何が悪くて、何を叱られているのか」わかっていないことが多いんだそう…たしかにそんな状態で親に怒りモードで言われるとびっくりするだけでどうしたらいいかわかりませんよね。
ですから、「叱る」のではなく、「わからない子どもに教える」という精神が大事で、そのために親がやるべきことはごくごくシンプル!普通のトーンで大人に説明するような気持ちで、伝えるのです。そのとき大切なのは、子どもを叱るときについやってしまいがちなんですが、余計なグチや嫌味のニュアンスはこめずないこと!
正しく「注意する」ことができるようになれば、「叱ってしまう」ことは減っていきますよね。
子どものとある言動を「これは問題!」と捉えてしまうと「直させなきゃ」と思い、イライラが募って、親もストレス…
そもそも「叱りたい(注意したい)」と思う場面を減らすことができれば、そんなストレスを減らすことができますよね。
そんなときには、"気の持ちよう"を変えてみることが大切。
・できなくて当然と思う
・1回叱ったら1回ほめる!をルールにする
・健康ですくすく育ってくれているからいいか、と思う
・あきらめる!
この4つの"親の気の持ちよう"で、叱りたいと思う場面を減らせれば、親も心穏やかに過ごせる時間が増えますよね。
ありのままの姿を認めて、わが子のこれからの成長に目を向けていくことが、子育てではとても大事なことです。
わかってはいてもママもパパも一人の人間。
家事や仕事など毎日忙しい中、子どもと向き合って過ごす忙しい時間の中で、ついガミガミ言ってしまう…ということは誰にでもあります。
それはいちいち気にしなくて大丈夫!
ただ心の片隅に「太く短い言葉で伝えること」「ガミガミが終わったあとの時間が大事」ということだけ留めて意識できるといいですね。
親が子を叱りたくなるのは、子どものことを思ってのこと。 叱ったあとに、言い方を反省したり自己嫌悪に陥ったり…それも、子どものことを真剣に考えているからこそ。 子どもに正しいことを教えるのは親の役目であり、大切なことです。
でも、子どもの笑顔を見ると疲れも癒されるように、ママやパパが笑顔でいることが、子どもにとって一番の幸せです。
お小言は少なめに、笑顔は大目に…そんな毎日を過ごせるようにしていけたらいいですね。