赤ちゃんが自分の手で食べ物をつかみ、口に運べるようになるのは、離乳食後期の9〜11ヶ月ごろが目安。 この時期から、少しずつ手づかみ食べを試してみるのがオススメです。
ただし、赤ちゃんによっては食べ物を触るのが苦手な子もいます。無理に始める必要はありません。 1歳を過ぎてからでも、食べ物に興味を持ち始めたタイミングでスタートしても遅くありません。
はじめは、バナナのようにやわらかい食材をサイコロ状に切って提供すると、赤ちゃんがつかみやすくなります。 慣れてきたらスティック状の形に変えていくと、より手に取りやすくなります。
具体的には、以下のようなメニューがおすすめです。
・やわらかくゆでた野菜
・軟飯を使った小さなおにぎり
・トーストしていない食パンを一口大にカットしたもの
また、赤ちゃんの「食べたい」という気持ちを育てるには、保護者の方と一緒に食事を楽しむことも大切です。 例えば、フレンチトーストやかぼちゃのチーズかけ、豆腐を使ったやわらかいハンバーグなど、少し工夫を加えたレシピに挑戦してみるのもよいでしょう。
手づかみ食べでは、赤ちゃんが直接食べ物に触れる機会が増えます。 皮膚が敏感な赤ちゃんや、食物アレルギーの可能性がある場合は、始める前に小児科や皮膚科の医師に相談することをおすすめします。
また、食事中に食べ物が床や服にこぼれるのは自然なことです。 あらかじめ汚れてもよい環境を整え、保護者の方が過度にストレスを感じないよう工夫することも大切です。
手づかみ食べは、赤ちゃんが食べ物の種類や感触を理解し、自分で食べる楽しさを学ぶ大切な経験です。 赤ちゃんのペースに合わせ、焦らず見守りながら取り組んでいきましょう。
スプーンやフォークなどの道具を使い始めるのは、おおよそ3歳ごろが目安です。 それまでは、手づかみ食べを通して「食べるって楽しい」という気持ちを育んでいけるとよいですね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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