100均アイテムで「#おうちモンテ」!指先の器用さを身につけ算数の基礎にも親しめる「輪ゴムボード」

100均アイテムで「#おうちモンテ」!指先の器用さを身につけ算数の基礎にも親しめる「輪ゴムボード」
モンテッソーリ教育で重要視されている、手や指を使った「おしごと」。そんな「おしごと」にぴったりの「輪ゴムボード」が、100均アイテムを使って手軽に作れるんです!インスタグラムで知育遊びや工作の情報を発信しているみやこさんに、その作り方・遊び方を教えてもらいました♪
目次

モンテッソーリ教育では、0歳〜6歳の子どもは「手を使うこと」が大切だと言われています。手や指を使えば使うほどその機能は発達し、器用さが身につくといわれています。さらに脳の活性化にもつながるということで、ぜひ取り組んでおきたいですよね。

そんなモンテッソーリ教育で、"手指を使うおしごと"でおすすめされている1つが、輪ゴムを短い棒などにひっかけてお絵かきのように好きな形を作る「輪ゴムボード」

その「輪ゴムボード」を"100均ショップのアイテムで手作りしました!"という、みやこさんのインスタグラムの投稿を発見しました!

モンテッソーリの「おしごと」にぴったり!「輪ゴムボード」って?

先述のとおり、モンテッソーリ教育は、0歳〜6歳の子どもは手や指を使えば使うほど発達していき、一生続く器用さを身につけられると説いています。さらにモンテッソーリ教育において、親指・人差し指・中指の3本は「体の外にある脳(突出した脳)」と呼ばれるほど重要視されています。その3本の指を使うことで、脳に刺激が送られて活性化されるんだとか。

「輪ゴムボード」を使って、平らな板の上に並んだ短い棒に、色つきの輪ゴムをひっかけてさまざまな形や絵を作っていく遊びが、その手を使うおしごとにぴったりなのです。

この「輪ゴムボード遊び」、4つひっかけると四角、3つなら三角、さらに複雑な形にするには……?と考えながら、実際に手を動かして、どこにひっかけるとどんな形になるか、目で見て・予想しながら取り組むことができます。
上手くできなくても何度でもやり直せるので、試行錯誤してチャレンジする意欲をかき立ててくれるのもうれしいところ。

指先の巧緻性(こうちせい/上手に使えること)のほか、長い時間続けて取り組む集中力や、目で見て確認する視覚認識力を養うこともできるんです。

100均アイテムで簡単!「輪ゴムボード」の作り方を紹介

今回みやこさんが紹介している作り方はとっても簡単。工具なしでできるので、DIYに自信がない方もご心配なく。輪ゴムや材料の小さいパーツなどは誤飲の危険があるので、小さなお子さんがいるご家庭では、その点にくれぐれも注意して作ってみてください。

たった2ステップで簡単!輪ゴムボードの作り方

準備するもの

  • パンチングボード
  • 木製ダボ(小さな円柱の木製パーツ)
  • 輪ゴム(カラーがおすすめ)

みやこさんはセリアで調達されたそうです。

作り方

  1. パンチングボードの穴に木製ダボを差し込む。全部の穴に差し込まなくてもOK!
  2. 輪ゴムをひっかけて遊びましょう!

ダボの先端(差し込む側)に接着剤をつけると固定できます。みやこさんは自由に抜き差しできるように、固定せずに使っているとのこと。

すべての穴をダボで埋めてもいいですが、あえて埋める穴を減らして、少ない本数で作りたい形を作る方法を考えてみるのもいいかもしれません。遠くにひっかけようとすることでゴムの特性をより体感できるかも。

それでは、実際の遊び方を見ていきましょう!

図形・長さ・面積…算数の基礎も学べる!輪ゴムボードの遊び方

できたらさっそく遊んでみましょう♪ルールはありませんが、みやこさんと2歳の娘さんはこんな遊び方をしています!

図形遊び&長さの比較

まずは、いろんな形を作って図形遊び。
三角、四角、丸、そこからステップアップしておうちの形やバッテンなど、ひとつのボード上にさまざまな形が並びます。
好きに輪ゴムをひっかけてみて「これはなんの形?」と質問してもいいですし、「四角を作ろう!」と決めてどうやったらできるか考えるのもおもしろいですね。

まっすぐに輪ゴムを伸ばしてかければ、長さを比較して遊ぶこともできます。「長い」「短い」の言葉を視覚的に理解するのにぴったりです。

面積を考える遊び

続いて、いろんな形を作って面積を考えてみる遊び方。
輪ゴムに囲まれた四角や三角の中に、動物のお人形を入れることで「こっちはキリンにはせまい。こっちはどうかな?」と面積を視覚的にとらえることができます。まだ面積が難しいお子さんは、動物園やおうちに見立てて遊ぶのもいいかもしれません。

こうして遊んでいると、意識しなくても手と指先をたっぷり使っています。楽しみながら器用さを身につけ、脳の活性化も期待できる「輪ゴムボード」。省スペースでおうち遊びにもぴったりです。ぜひおやこで一緒に作って遊んでみたいですね!

教えてくれた方

みやこさん
知育・工作が好きなワーママ。ご主人と息子さん(2013年生まれ)・娘さん(2018年生まれ) の4人家族。 『実体験を通して学ぶのが一番』というモットーのもと子育てをしながら、知育や家庭教材に関する話題を発信している。
Instagram@miyakochiiku

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執筆者

ライター 西方 香澄

徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。

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