読み聞かせには、お子さまの言葉の発達や学力向上だけでなく、心の成長を支える力もあるとされています。 脳科学の研究からも、読み聞かせによって豊かな感情が育まれるという結果が出ているようです。
また、読み聞かせを続けることで、おやこのコミュニケーションが深まり、お子さまの「自ら学ぶ力」の土台を育むことにもつながるようです。
「読み聞かせは小さいうちだけ」と思っている方もいるかもしれませんが、その効果は小学生や中学生になっても十分に期待できると言われています。
ある研究では、先生が中学生に読み聞かせを行ったところ、生徒たちの心が安定し、先生に対する信頼感が高まったという報告もあるようです。
お子さまの年齢や成長段階に合わせて、読み聞かせの方法を少し工夫すると、より効果的で楽しい時間になるかもしれません。
・0~1歳
まだ言葉の意味はわからなくても、パパやママの声はしっかり届いています。 優しくゆったりとした声で、抱っこしたり膝に乗せたりして、スキンシップを大切にしながら読んであげましょう。
・1~2歳
じっとしているのが難しい時期なので、短くてリズムのある絵本や、お子さまが興味を持ちやすい内容を選ぶのがおすすめです。
・2~3歳
同じ絵本を何度も読みたがることがあるかもしれません。 繰り返し読むことで、物語を少しずつ理解していく力が育ちます。
「また読みたい」という気持ちを尊重してあげることが大切です。
・3~5歳
興味の幅が広がる時期なので、さまざまなジャンルの絵本を取り入れてみるのも良いでしょう。 ストーリー性のある絵本や、少し長めのものにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
・6歳~(小学生以降)
自分で文字を読めるようになっても、読み聞かせを通じて内容にしっかり集中できることもあります。 お子さまが「読んでほしい」と感じる間は、年齢に関係なく続けてあげるのがおすすめです。
読み聞かせは、お子さまの成長をサポートするだけでなく、保護者の方にとってもリラックスできる時間になることがあります。
ぜひ、毎日の中で少しの時間でも読み聞かせを取り入れて、おやこの心がつながるあたたかなひとときを楽しんでみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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