子どもの成長曲線とは?グラフの見方と注意点

子どもの成長曲線とは?グラフの見方と注意点
「子どもの成長が気になる…」と感じていませんか? 今回は子どもの身長や体重の目安となる「成長曲線」について、その見方や、確認する際の注意点を紹介します。
目次

成長曲線とは

成長曲線とは、お子さまの身長と体重の増え方をグラフにしたものです。 このグラフは、過去の膨大なデータをもとに作成されています。

お子さまの身長や体重をこのグラフに記入していくことで、同じ年齢や性別の子どもと比べて、どのように成長しているかを大まかに確認することができます。

成長のスピードには個人差があるため、成長曲線は男女別に分けて表示されるのが一般的です。 月齢や年齢ごとの平均的な数値も示されており、健診などで測定した数値を記録することで、お子さまの成長の様子を視覚的に把握できるでしょう。

成長曲線の見方

一度の測定結果だけで判断するのではなく、健診ごとに記録を重ね、点を線でつないで経過を見ていくことが大切です。 グラフに描かれている灰色の帯(パーセンタイル値)は、約94%のお子さまがその範囲内に入ることを示しています。

この帯の外に記録が出たからといって、ただちに異常があるというわけではありません。

お子さま一人ひとりの成長ペースを見ながら、長い目で見守っていきましょう。

グラフを見る時の注意点

お子さまの体型や成長のしかたには、大きな個人差があります。 そのため、成長曲線から外れていても必ずしも問題があるとは限りません。

成長曲線はあくまで「多くの子どもがこのようなペースで成長する」という目安にすぎません。 医療機関でも、成長曲線は診断の参考のひとつとして用いられることが多いようです。

もし気になる点がある場合は、成長曲線の記録を持参のうえ、かかりつけの医師や保健師に相談してみると安心です。

おわりに

成長曲線はお子さまの成長を記録するうえで役立つツールのひとつです。

ただし、あくまで「目安」であることを忘れずに、お子さま一人ひとりのペースを大切にしながら、あたたかく見守っていきましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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