義母「息子たんがいればいい!離婚して(笑)」というので“本当に”離婚した結果

義母「息子たんがいればいい!離婚して(笑)」というので“本当に”離婚した結果
今回は『息子が好きすぎる義母の末路』を紹介します。 夫と息子と暮らしている美容師の主人公。 そんな主人公は、マザコンな夫に悩んでいて…。

イラスト:嫁子のスカッと漫画

美容師として働く兼業主婦だが…

私の名前はサキ、39歳。

夫のヒトシと、10歳になる息子のコウキと暮らす、美容師兼主婦だ。

良好だったはずの夫との関係に、最近、大きな悩みの種ができてしまった。

「おいサキ、最近のお前の料理はおかしいぞ。なんていうか…ママの味と違うんだよな。愛情を感じられない」

夫が、実はかなりのマザコンであることが発覚したのだ。

さらに、義母であるハルエさんも、何かにつけて私に口出しをしてくるようになった。

ママの味と違う!夫のマザコン化と、過干渉な義母

「ヒトシたんから聞いたわよ。最近のあなたの料理が、まずいことこの上ないって!」

「なんなのこれ! 味が薄すぎるじゃない! 毎日こんなものを食べさせられてるなんて、ヒトシたんが可哀想だわ!」

私のやる事なす事にケチをつけ、ついには私が働く美容室にまで押しかけてきた。

「あら、あなたがここの店長かしら? さぞ大変なことでしょ、料理すらろくにできないダメ女を雇わなくちゃならないなんて」

「美容師としての腕なら、うちの息子の方が断然上よ! ヒトシに比べたら、サキさんなんてポンコツもポンコツ、ドポンコツよ!」

お客さんであるにも関わらず、店長の前で私を罵倒し続ける義母。

そしてある日、決定的な事件が起きる。

義母が突きつけた理不尽な選択…

その日、義母はなんの連絡もなく、大きな荷物を持って我が家にやってきた。

「あら、ヒトシたんから聞いてないのかしら? 今日から私も、この家に一緒に住むことになったのよ」

「な、なんですって!?」

「まあまあ、別にいいだろ。ママが一緒に住んでくれるなんて、ありがたいことじゃないか」

私に何の相談もなく、勝手に同居を決めていた夫と義母。

私が「非常識だ」と反論すると、義母はとんでもないことを言い出した。

「私の同居を認めないと言うのなら、あなたが代わりにここから出ていきなさい。今すぐ、ヒトシたんと離婚するのよ」

「はあ!?」

「あら、何が問題なの? あなたもさっき聞いてたでしょ? この女は私のことも、コウキのことさえもどうでもいい、冷たい人間なのよ!」

義母が夫に、私との離婚を迫る。

夫は、母親と妻との間で、オロオロするばかり。

その情けない姿を見て、私は決意した。

「もう無理。自分で決められないのなら、私が勝手に選ばせてもらうわ」

「はい、これ離婚届よ。お望み通り、この家から出ていってあげるわ」

※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。 ※この物語はフィクションです。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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