授乳後は胃がよく動くため、横隔膜が刺激されてしゃっくりが出やすくなることがあります。
特に生まれたばかりの赤ちゃんはミルクと一緒に空気を飲み込んでしまい、それが横隔膜を刺激する原因の一つと考えられています。
また、赤ちゃんは体の刺激に敏感なため、おむつが濡れて下半身が冷えたり、体全体が冷えたりしただけでもしゃっくりが起こることがあります。 しゃっくりは、赤ちゃんが寒さを感じているサインになることもあるようです。
授乳後のしゃっくりは、げっぷをさせてお腹に溜まった空気を出すと落ち着くことがあります。
赤ちゃんを縦抱きにして背中を優しくさすったり、軽くトントンと叩いてあげてみましょう。
体が冷えている場合は温かいタオルをみぞおちのあたりに当てたり、服を一枚増やして温めてあげるのがおすすめです。 沐浴も効果的とされています。
また、おむつが濡れている場合は早めに交換してあげるとしゃっくりが落ち着くことがあります。
赤ちゃんのしゃっくりを無理に止めようと、大人向けの方法を試すのは避けましょう。
たとえば「びっくりさせると止まる」と聞くことがありますが、赤ちゃんに強い刺激を与えるのは危険です。
また、水をたくさん飲ませるのも体に負担がかかる可能性があるためおすすめできません。 さらに、寝返りができない赤ちゃんをうつ伏せにするのは窒息の危険があり、乳幼児突然死症候群のリスクも高まるため、絶対にやらないようにしてください。
赤ちゃんのしゃっくりはよくあることなので、慌てずに見守ることが大切です。
ただし、しゃっくりが1日以上続く場合や、発熱や嘔吐を繰り返すときは早めに医療機関を受診してください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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