お食い初めのお祝いと内祝い｜知っておきたいマナー

お食い初めのお祝いについて

お食い初めにお招きいただいたときは、お祝いの気持ちを伝えるために何か贈るのが一般的です。多くの場合、当日に現金を包んで渡すことが多いようです。

また、赤ちゃんの健やかな成長を願って、食器や離乳食用のセット、ベビー服などの品物を贈る方もいらっしゃいます。もし当日参加できない場合は、後日郵送でお祝いを贈ることもよくあります。

お食い初めでは、招待したご家庭が食事でおもてなしをすることがお祝いへのお返しと考えられています。そのため、基本的には内祝いを用意する必要はありません。

ただし、当日欠席された方からお祝いをいただいた場合は、おもてなしができなかったため、内祝いをお贈りするのが一般的です。

内祝いが不要でもお礼の気持ちを伝えることはとても大切です。当日は赤ちゃんのかわいらしい姿を見ていただいたり、一緒に記念写真を撮ったりして、感謝の気持ちを表すとよいでしょう。後日改めてお礼をする場合は感謝の言葉を添えて、お食い初めの写真やアルバムを贈るご家庭も多いようです。

お食い初めのお祝い金の相場は当日の食事代を目安にすることが多く、5,000円から10,000円程度が一般的とされています。ただし会場によって食事代が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

お祝いはお金だけでなく、育児に役立つ品物を選ぶのもおすすめです。特に銀のスプーンや離乳食セットなど、食に関連したものが人気のようです。

お食い初めのお祝いをいただくことに慣れていないと、内祝いの対応に迷うこともあるかもしれません。しかし、大切なのは赤ちゃんの成長を喜び、祝福してくださる気持ちに感謝することです。

その気持ちに寄り添いながら、心を込めてお返しやお礼をするとよいでしょう。

（おやこのへや編集部）