洗濯後のスタイから、なんとなく嫌な臭いが残っていることはありませんか? その正体は、主に“雑菌の繁殖”によるものと考えられています。
雑菌は、洗濯で落としきれなかった汗やミルク、よだれなどのたんぱく汚れを栄養にして、どんどん増えてしまいます。 特に赤ちゃんのスタイにはそうした汚れがたくさんついているため、雑菌にとって格好のすみかになりやすいのです。
一度繁殖した雑菌は、普通の洗濯だけではなかなか取り除けず、嫌な臭いが残る原因になってしまいます。
普段使っている一般的な洗濯洗剤では、スタイにこびりついた臭いまで完全に落とすのは難しい場合があります。
雑菌をしっかりと退治するためには、殺菌作用のある洗剤を使ったり、少し工夫を加えた洗濯方法を取り入れたりする「ひと手間」が大切です。 こうしたひと手間で、気になる臭いがすっきり解消されることが期待できます。
多くの雑菌は熱に弱いため、スタイを加熱することで効果的に除菌できます。
たとえば手軽な方法として、濡らしたスタイを耐熱容器に入れて、電子レンジで約2分加熱するやり方があります。
また、よりしっかり除菌したい場合には「煮洗い」がおすすめです。 お湯3リットルに対し、大さじ1〜3杯の重曹を溶かし、スタイを入れて20分ほど煮沸します。 この方法なら、しつこい臭いまでしっかりと取り除けるでしょう。
酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いも、スタイの臭い対策に効果的です。 刺激の強い成分が含まれていないタイプであれば、赤ちゃんの肌にも比較的やさしいとされています。
40℃〜60℃程度のお湯に漂白剤をしっかり溶かし、20分〜6時間以内を目安につけ置きしてください。 これだけで、汚れと臭いを一緒に落とすことができるでしょう。
スタイの嫌な臭いを防ぐには、雑菌を「増やさない」こと、そしてしっかり「除菌する」ことが大切です。
汚れたスタイはなるべく早く洗濯し、必要に応じて加熱やつけ置きなどの工夫を取り入れてみてください。 日々のちょっとしたお手入れで、赤ちゃんも保護者も気持ちよく過ごせるはずです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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