 
幼稚園の入園が近づくと、トイレトレーニングの進み具合を心配する保護者の方も多いようです。
かつては「2歳でおむつを外す」という考え方が一般的でしたが、最近では「入園までにおむつを外したい」と考える保護者が多いと考えられています。
しかし、実際には3歳以降でおむつが外れる子どもは30%以上いるという調査結果もあります。 そのため、入園時におむつが外れていなくても珍しいことではありません。
幼稚園側もこの時期の月齢差を理解しているので、心配なことは入園前に相談しておくと安心です。
現在の幼稚園は、こども園や満3歳児入園など、その形態が多様化しています。 園側も家庭環境がさまざまであることを理解しているため、しつけや生活習慣に深く干渉しない傾向があります。
そのため、おむつを持参して登園できる園も少なくありません。 ただし、幼稚園は学校教育の場であるため、保育園のように個別でトイレトレーニングを行うことは基本的にありません。 希望する場合は入園前に園に相談しておくと安心です。
幼稚園では、朝の身支度や食事の前後など、保育の流れに合わせてトイレに行く時間が決まっていることがほとんとです。 先生が一定の間隔で声をかけてくれるため、こうした習慣によって自然と排泄の自立が促され、トイレで用を足せるようになっていくようです。
日中、おむつが外れていても緊張や集中で失敗する子どももいるため、着替えを園に預けるのが一般的です。 おむつが完全に外れていない場合は、着替えを多めに用意して登園時は布パンツで過ごすなど、園の指示に従うと安心です。
最近は「入園までにおむつを外したい」と考える保護者が増えていますが、もし間に合わなくても、集団生活の中で自然とトイレで排泄できるようになることが多いようです。
無理に力を入れすぎず、生活リズムに合わせてトイレに誘うなど、お子さまに合った方法で取り組んでみてください。
(おやこのへや編集部)
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
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