夫「遺産あるだろ？現金くれ！！」→【夫婦間で遺産トラブル】が発生したときの対処法

現金ちょーだい

両親が亡くなり遺産を相続したが、「夫が半分は自分のものだと言って譲らない」などの悩みはよくあるものだと思います。このような場合どうしたらよいのでしょうか。

遺産は故人が残した財産で、相続人が共有するものです。

一方で、夫婦の共有財産とは、結婚生活で築いた財産を指し、離婚時の分与の対象になります。

すなわち、遺産は「被相続人の財産」であり、原則として夫婦共有にはならないものです。

遺産の相続人についての確認をし、しっかりと話し合うことが大切です。

しかし、上手くいかないこともあるでしょう。そのような時は、市役所等にある相続相談会などを頼るのも重要です。

遺産は原則、夫婦共有にはなりません。

まずは遺言・戸籍・財産の確認と記録を行い、話し合い・調停などの制度を活用しましょう。

公的情報や家庭裁判所の制度を参考に、冷静に対応することが大切です。

政府広報オンライン「知っておきたい相続の基本。大切な財産をスムーズに引き継ぐには？【基礎編】」

(おやこのへや編集部)