自分が小さな種をまき、毎日水をやって育てた植物には、特別な愛着が湧くものです。
ハーブ栽培の素晴らしい点は、そうした愛着が子どもの食への好奇心に直結することです。 普段は野菜が苦手な子でも「自分が育てたバジルなら食べてみようかな」という前向きな気持ちが自然と芽生えることがあります。
この「食べてみたい」という小さな変化こそが、食への関心や食べ物を大切にする心を育む「食育」の第一歩になります。
初めて育てるなら、丈夫で育てやすく、子どもが好きなメニューに取り入れやすいものを選ぶのが成功の秘訣です。
例えば「ローズマリー」は常緑で見た目も可愛く、インテリアとしても楽しめます。 お肉やお魚料理はもちろん、フライドポテトや粉ふきいもの香り付けに使えば、いつものおやつがワンランクアップします。
また、初心者に特におすすめなのが「ルッコラ」です。 成長が早くあまり手間がかからない上、収穫してそのままサラダとして食べられる手軽さが魅力です。
彩りを添えるなら「イタリアンパセリ」が良いでしょう。 普通のパセリよりも苦味が少なく、スープやパスタに少し乗せるだけで料理が華やかになります。
そして、デザートや飲み物には「ミント」が大活躍します。 繁殖力が強くどんどん育つので、お水にレモンと一緒に入れて「デトックスウォーター」にしたり、アイスに添えたりと爽やかな香りを楽しめます。
「栽培」と聞くと難しそうですが、特別な道具は必要ありません。 用意するのは、水はけ用の穴がある「プランター(鉢)」と、根腐れを防ぐための「鉢底石」、そして「土」の3つだけです。
特に土選びは重要ですが、初心者の方はあらかじめ肥料などがバランスよく配合された「ハーブ専用の土」を選ぶと失敗が少なく安心です。 まずは気負わず、手軽な道具からスタートしてみましょう。
ハーブ栽培は、単に植物を育てるだけでなく、子どもの「食べてみたい」という好奇心を刺激する素晴らしい体験です。 「今日はどの葉っぱを食べる?」と会話しながら、収穫と料理を楽しんでみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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