お子さんが仕上げ磨きを嫌がるのには、いくつかの理由があります。
「異物」への恐怖: 生まれたばかりの赤ちゃんにとって、口の中にいきなり歯ブラシを入れられることは、異物への恐怖や違和感につながる可能性があります。
力の入れすぎ: 仕上げ磨きの力が強すぎると、お子さんが痛みを感じたり、歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。 強い力は歯垢も落ちにくいため、優しく磨くようにしましょう。
「つまらない時間」という認識: 幼児の集中力は「年齢+1分」程度と言われています。 仕上げ磨きが長すぎたり、無言でつまらない時間になると、「嫌だ」という認識につながりやすくなります。
仕上げ磨きは、小児歯科医によると9歳頃まで続けるのが望ましいとされています。 長く続けるためには「楽しい習慣」にすることが重要です。
歯ブラシを嫌がる場合は、まず遊びの延長で顔や口のまわりを優しく触ることから始めましょう。 清潔な指で口の中を触る練習もおすすめです。
飽きてしまうお子さんには、歌を歌ったり、数を数えたり、好きなキャラクターの真似をしたりと、会話や遊びの要素を取り入れて楽しい時間を作りましょう。
子どもが眠いときや機嫌が悪いときに無理に磨くと、かえって歯磨き嫌いを助長してしまいます。 そんなときは「最低限のケア」に留めましょう。
虫歯になりやすいのは、上の前歯と奥歯の噛み合わせ4本と言われています。 サッと終わらせたいときは、これらの歯を中心にケアしてあげましょう。 拭き取りで済ませるのも一つの方法です。
永久歯に比べてエナメル質が薄い乳歯は、虫歯になりやすいため、生え始めからの仕上げ磨きが非常に大切です。 今回ご紹介した「楽しい習慣づくり」のコツを活かして、お子さんが歯磨きを好きになれるようサポートしてあげてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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