クレヨンの主成分は油性のため、水拭きだけでは落ちません。 そのため、「油分を分解する」という性質を利用した以下の3つの方法で対処しましょう。
クレヨンは油性の化粧品と同じ原理です。 化粧落としのクレンジングオイルを使えば、スルスルと溶かすことができます。
布にオイルを染み込ませて汚れを拭き取り、その後に少量の洗剤と水拭きでヌルヌル(油分)を拭き取れば完了です。
壁紙など表面が滑らかな素材なら、なんと牛乳が使えます。 牛乳に含まれる「カゼイン」という成分が持つ乳化作用(油と水を混ぜ合わせる性質)を利用して、汚れを包み込んで落とすことができます。
表面が加工(コーティング)された木製のテーブルやタンスには、歯磨き粉が有効です。 歯ブラシにつけて優しくこするだけで、研磨剤の力できれいに落ちます。
衣服についたクレヨン汚れは、生地の丈夫さや素材に合わせて対処しましょう。
油分を溶かすため、40〜50℃の少し熱めのお湯に汚れ部分を浸します。 そこに洗剤を付け、固めの歯ブラシでこすり洗いをしましょう。
「こする→すすぐ」を汚れが薄くなるまで繰り返します。
漂白剤が使える服であれば、以下の2段階攻撃が効果的です。
1.洗剤を溶かしたお湯につけ置きし、揉み洗いする。
2.さらに漂白剤を溶かしたぬるま湯につけ置きする。
クレヨンの汚れは、油性という性質を理解し、素材に合った方法で早めに対処すれば、きれいに落とすことが可能です。
正しい落とし方を知っておくことで、お子さまがのびのびとお絵かきを楽しむ様子を温かい気持ちで見守ることができますね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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