電車で…高齢者に席を譲った学生。翌日の朝⇒監督「ちょっと来い」まさかの呼び出し内容に学生涙…

電車で…高齢者に席を譲った学生。翌日の朝⇒監督「ちょっと来い」まさかの呼び出し内容に学生涙…
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

監督が告げた“予想外の言葉”

これは私が大学の野球部に所属していたとき、忘れられない出来事です。

その日は激しい練習の帰りで、クタクタに疲れていました。 運よく電車の座席に座り、泥のように眠りそうになっていたときです。

目の前に高齢の女性が乗ってきたのが見えました。 私は重い体を起こして「どうぞ」とすぐに席を譲りました。 女性は笑顔でお礼を言ってくれ、私も清々しい気持ちで帰宅しました。

しかし、事件は翌日の朝に起きました。 学校へ行くと、監督が「おい、〇〇(私の名前)。ちょっとこっち来い」と手招きしたのです。

私は別室へ連れて行かれ「な、何だろう…何か悪いことしたかな…?」と昨日までの行動を必死に振り返りますが、心当たりはありません。 退部させられるかもしれない…と、心臓が破裂しそうなほどバクバクしていました。

すると監督から「『お宅の大学生が電車で高齢者に席を譲っていた。その姿を見て感動した』とな。…わざわざバッグの名前を見て連絡をくれたそうだ。 素晴らしい心がけだ。野球部として、お前を誇りに思うぞ」と言われました。

怒られると思っていた私は、予想外すぎるお褒めの言葉に呆然。 その後、安堵と嬉しさで思わず涙がこぼれそうになりました。

朝礼でも部員全員の前で称えられ、「見てくれている人はいるんだ」と胸が熱くなった体験です。

(男性/20歳/学生)

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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