「娘がいじめられたと言ってる!」退園を訴えた母親。だが数日後⇒「おはようございます」平然と登園したワケ…

「娘がいじめられたと言ってる!」退園を訴えた母親。だが数日後⇒「おはようございます」平然と登園したワケ…
入園・入学とともに始まる、新しいコミュニティでの生活。 子どもたちの成長は嬉しいけれど、そこには「価値観の違う大人たち」との出会いが待っていることも…。 今回は、学校や園生活で遭遇した、保護者にまつわる『衝撃エピソード』をご紹介します。
目次

「うちの子は嘘をつかない」

私が幼稚園の担任をしていたときのエピソードです。 受け持っていたクラスにちょっと我が強いタイプの子がいました。

あるとき、その子が友だちに意地悪なことを言って泣かせてしまうトラブルがあったんです。 私はその場で間に入って、双方から話を聞いて仲直りをさせたのですが…。 なんと翌日、その子は「幼稚園に行きたくない」と言って休んでしまったんです。

すると、保護者の方から怒り心頭で電話がかかってきました。

「娘が先生にいじめられたから園に行きたくないと言ってる!」

ものすごい剣幕です。 どうして行きたくないのか理由を尋ねると「先生が意地悪だからだと言っている」の一点張り。 私は昨日のトラブルの経緯を説明し、意地悪をしたのはむしろお子さんのほうで、私は指導をしただけであることを丁寧に伝えました。

しかし、保護者の方は全く聞く耳を持ちません。 「うちの子が嘘をついていると言うのか!この子は嘘なんてついたことがない!」「そんな幼稚園なら辞めさせます!」と激昂されてしまい…。 結局、電話では埒が明かないため、後日話し合いの場を設けることになりました。

そして迎えた面談当日。残念ながら、そこでも話は平行線のままでした。 私の言葉は届かず困り果てていたそのとき、同席していた園長先生が口を開きました。

「お母さん、あなたはご自分で、園でのお子さんの本当の姿を見たことがありますか?」

園長先生は静かですが、毅然とした口調で続けました。

「残念ながら、お子さんは普段から都合の悪いことがあると嘘をつく傾向があり、担任たちも日々対応について話し合っております。それでもご不満であるならば、他の園を検討されても良いかと思います」

その一言に保護者の方は急に大人しくなり、バツが悪そうに「…もう結構です」と言って帰っていきました。 そして翌日からは「おはようございます、よろしくお願いします」と何事もなかったかのように登園してきました…。

(女性/35歳/元幼稚園教諭)

家では見せない「もう一つの顔」

家と外で違う顔を見せるのは、子どもなりの成長の証。 そんな意外な姿に気づいたときこそ、園や学校と手を取り合うチャンスかもしれません。

お互いに「子どもの成長を願う」パートナーとして、信頼関係を築いていきたいですね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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