【激動の2020年】子育て現場でみんなが注目したキーワードは?食育、非認知能力、センサリーボトル、叱り方…

【激動の2020年】子育て現場でみんなが注目したキーワードは?食育、非認知能力、センサリーボトル、叱り方…
おやこのくふう2020年人気記事ランキングをご紹介。食育、非認知能力、センサリーボトル、叱り方…みんなが気になるキーワードが集まりました!
目次

いよいよ2020年もあとわずか。今年は新型コロナウイルス感染症拡大によって、日本だけでなく世界が激動の一年となりましたね。

緊急事態宣言による外出自粛、感染症対策による新しい生活様式…。めまぐるしく環境が変わる中で、子どもたちにも、その親にも、そして子育ての現場全体にも大きなストレスがかかりました。

そんなコロナ禍のなかでも、子どもたちにすくすぐ育ってほしい、おやこでかけがえのない楽しい時間を過ごしてほしいという想いで、2020年8月にローンチしたおやこのくふう。その約4か月半(2020年8月13日〜12月30日)の「おやこのくふう」全体で人気だった記事ベスト5を紹介します!

1位:か、かわいすぎ…子どもと絶対盛り上がる!お正月の【かまぼこ飾り切り】テク大公開

お正月に向けておやこで作りたい簡単&かわいいかまぼこ飾り切りテク

なんと1位にランクインしたのは2020年12月24日に公開されたばかりのお正月用かまぼこ飾り切りテクを紹介したこの記事。かわいらしくて、でも、じつはとっても簡単なアイデアが公開と同時に大人気に!

レシピ提案者は、「料理は最高の知育!」と語る、自身も4歳の息子さんがいる料理研究家の関岡弘美さん。自身の経験から、子どもクッキングがスムーズに、でも子どもが楽しめるよう、大人が準備しておいたほうがいいこと、子どもにまかせていいポイント、声のかけかた、さらにお料理を通して五感を生かした観察力や思考力を伸ばすポイントを余すことなく教えてくれています。

かまぼこさえあればできる、簡単食育。家族の元日の食卓にぜひ登場させてみませんか?

か、かわいすぎ…子どもと絶対盛り上がる!お正月の【かまぼこ飾り切り】テク大公開

か、かわいすぎ…子どもと絶対盛り上がる!お正月の【かまぼこ飾り切り】テク大公開

(2020.12.24)

2位:とりあえずの「がんばったねー」はNG!子どもがグッとくる親のほめ方次第で非認知能力はもっと伸びる!

これからの時代を育抜く子どもたちに欠かせない「非認知能力」をのばす声かけ

2020年おやこのくふうで多くの注目を集めたキーワードが「非認知能力」。思いやり、がまん強さ、意欲、やる気などをはじめとする点数化できない力の総称をさします。変化の激しい、先行き不透明なこれからの時代に必要なのは、正解を導き出す力ではなく、最適解を導き出す力。非認知能力によってその力の獲得に近づけると、教育方法学の専門家・岡山大学の中山芳一先生は語ります。

ですが、この非認知能力は子どもが自分で「〇〇〇の力を伸ばしたい」という意志をもち、働かせない限り、親がどんなにがんばっても伸ばせることはできません。親ができることは、子どもが意志を働かせるようになるためにきっかけを作ること。それは「ほめる」点がポイントとなります。

最近、よく聞く「子どもはほめて伸ばしましょう」という言葉。でも、単に「ほめればいい」というわけではありません。端的にまとめると、以下の3つがポイントとなります。

わが子の非認知能力をのばすほめ方

  1. ほめて「あげる」ではなく、ほめたいことを大人とこどもがシェア(共有する
  2. 言葉、表情…子どもがグッとくるほめ方、わかりやすい声掛けを
  3. 子どもの素敵な「非認知ポイント」をよく見てしっかりキャッチし、的確にほめる

とりあえずほめておけばいいか、、、と、「がんばったねー」と乱発していませんか? ほめるマニュアルに振り回されず、まずはわが子の姿をじっくりみつめたいものですね。

とりあえずの「がんばったねー」はNG!子どもがグッとくる親のほめ方次第で非認知能力はもっと伸びる!

とりあえずの「がんばったねー」はNG!子どもがグッとくる親のほめ方次第で非認知能力はもっと伸びる!

(2020.10.13)

3位:【心が落ち着くと大人気】「センサリーボトル」子どもの持ちやすさ優先なら「R-1」の空きボトルが大正解!

4位:子どもの心が落ち着くと注目!!モンテッソーリ教育「センサリーボトル」をおやこで作ってみたら…

子育て世代の必需品!?手作りセンサリーボトルが大ブームの兆し?

3位、4位にランクインしたのは「手作りセンサリーボトル」に関する記事。モンテッソーリ教育の「メイソンジャー」がもととなっている知育アイテムで、まだうまく感情をコントロールできない子どもにとって、このセンサリーボトルを見ると、心を落ち着かせることができる、と話題になっています。

話題のポイントはその作り方。洗濯のりやラメ、ビーズなど100円ショップで売っているものばかり。空きペットボトルに洗濯のり、ラメ・ビーズなど入れた後、水を入れるだけで完成。ラメやビーズは子どもがおのおの好きなものをセレクト。世界で一つだけのセンサリーボトルができるというわけです。

通常は500mlボトルで作りますが、乳酸菌飲料「明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ」112mlのボトルだと、小さな子にも持ちやすく、バッグにも入れやすいと紹介してまたたくまに大人気に!

大人がみていても癒されるセンサリーボトル。ぜひ一度作ってみてくださいね。

【心が落ち着くと大人気】「センサリーボトル」子どもの持ちやすさ優先なら「R-1」の空きボトルが大正解!

【心が落ち着くと大人気】「センサリーボトル」子どもの持ちやすさ優先なら「R-1」の空きボトルが大正解!

(2020.12.22)

子どもの心が落ち着くと注目!!モンテッソーリ教育「センサリーボトル」をおやこで作ってみたら…

子どもの心が落ち着くと注目!!モンテッソーリ教育「センサリーボトル」をおやこで作ってみたら…

(2020.11.11)

5位:「早く!」「急いで!」「何してるの!」毎朝言わずに"急ぐことの大切さ"を子どもに伝えるには

忙しい朝、登園時間が迫っているのに子どもがなかなか動かなくてついイライラ…を防ぐコツ

第5位にランクインしたのは、朝つい「早く、早く」「急いで」「何してるの!」とせかし続けてしまう親の悩みに、こどもコンサルタントの原坂一郎さんが答えた記事。どの親も悩むといっても過言ではないほどの、普遍的な悩みではないでしょうか?

原坂さんはまず「子どもは朝も”いつも通り”うごいているだけ。時間の感覚が備わっていないから当たり前のこと」といいます。

大人は朝急ぎ理由は「時間がない」から。でも急ぐ必要性を感じていない子どもは「いつもどおりの速度で動いている」。

ですから「いつも通りにうごいてはいけないこと」に子どもがきづく必要があります。

こともが急ぐ必要があると気づく方法

  1. 急がないと自分の困ることや不利益がやってくるということをわからせる
  2. 急がないと困ることがおこる経験をあえてさせてみる
  3. 急いだらいいことがおこる経験をさせてみる

「急いで」「早く」「何してるの!」は3大NGワード。もし急いでほしいならしてほしいことを具体的に言いましょう。

朝の忙しい時間帯、なかなかむずかしいですが、ぜひ見直してみたいものですね。

***

いかがでしたか?
こうしてみると、コロナ禍といっても親が子どもに願うのはすくすく育ってくれること。おうち時間が長くなって、運動不足や子どものストレス、そして親自身のストレスも気になるところではありますが、かけがえのないおやこ時間を大切にして、2021年も元気にすごしていきたいですね!

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