生まれたばかりの子どもは、自分の意思でからだを動かすことがまだ上手ではありません。 そのため、身を守りながら外の世界で生きていくための「原始反射」という機能が備わっています。
これは脳の成長とともに自然と消えていくものですが、赤ちゃんが生活するために欠かせないサインなのです。 代表的な種類には、手足を動かすものやミルクを飲むためのものなどがあり、すこやかな成長を支える大切な証でもあります。
大きな音やからだの位置が変わったときに、手足をビクッとさせて何かにしがみつくような動きを「モロー反射」と呼びます。 生後4か月から6ヶ月ごろまでに消えるのが一般的で、脳が順調に育っている証拠です。
基本的には心配いりませんが、もし半年を過ぎても頻繁に見られる場合は、念のため健診などで医師に相談してみましょう。 この時期ならではの反応ですので、驚かずに優しく見守ってあげてくださいね。
手のひらや足の裏に触れると、指をぎゅっと曲げるのが「把握反射」です。 手の反射は半年ほどで消えてものをつかめるようになり、足の反射は10ヶ月ごろに消えて歩く準備が整います。
また、口に触れたものに吸い付く「吸てつ反射」は、ミルクを上手に飲むために必要不可欠なものです。 どれもおやこがふれあう大切なきっかけになる反応ばかりですので、今しか見られない可愛らしい姿をぜひ写真や記憶に残しておきましょう。
原始反射は、赤ちゃんが懸命に生きようとしている印です。 期間限定のしぐさを大切に目に焼き付けておきましょう。
成長とともに見られなくなりますが、それはすこやかに育っているうれしいサインです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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