免許を取ってからまだ間もない、若かったころのお話です。 当時は車を持っていることもあって、友人と夜にドライブへ行くのがとにかく楽しい時期でした。
ある深夜、いつものように友人を助手席に乗せて、おしゃべりを楽しみながら運転していました。 気分が乗ってきて「普段は通らない道も行ってみようかな」と思い立ち、あまり詳しくない山道へと入り込んでみたんです。
するとバックミラー越しに、ヘッドライトの光が猛スピードで近づいてくるのが見えました。 道も狭いうえに、初めて通る道です。 後ろの車は距離を詰めてくるだけでなく、左右にフラフラと横揺れしていました。 「なにあれ、煽ってるの…?」とすぐに気づき、心臓がバクバクしました。
暗くて先が見えない不慣れな道でしたが、とにかく逃げなきゃという一心で必死にハンドルを握っていました。 そしてやっと道が広くなっている場所があったので、路肩に寄せて道を譲ったんです。 ところが後ろの車はそのまま通りすぎていくかと思いきや、スピードを緩めて、ゆっくりと通り過ぎていきました。
そのときは「イチャモンでも付けられるのかな、でもいなくなってよかった…」とただただホッとしました。 でも後日、たまたま同じ道を通りかかったとき、本当にゾッとしました。
明るいところで見てみると、そこは少しでもハンドル操作を誤っていたら、崖の下へ真っ逆さまに落ちてしまうような危険な道だったんです。 あの車がそれを知っていて煽ったのかどうかは分かりませんが、あの怪しい動きを思い出すと、どうしても不気味に思えてなりません。
あのとき、無理をしてスピードを出さなくて本当に良かった。 心から安堵したのと同時に、ものすごく怖くなった出来事です。
(女性/30代/専業主婦)
道路は自分だけのものではなく、みんなが利用する場所です。 「これくらい大丈夫だろう」という身勝手な運転は、自分自身が事故を起こすだけでなく、最悪の場合、無関係な人を巻き込む取り返しのつかない事態を招きかねません。
ハンドルを握る以上は責任を持ち、常日頃から安全には十分気をつけて運転することを心がけたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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