元・小学校教員の、かなです。 日々の生活が忙しくて親御さん同士の付き合いが少ないと、子どもを友だちの家に遊びに行かせることも少ないのではないでしょうか。子どもが友だちの家に誘われたら? 友だちと家を行き来するメリットや気をつけることをまとめました。
すてきなマナーは「またきてね」につながります。 玄関で靴をそろえること、挨拶をすることなど、できてほしいマナーがありますね。
いつも教えていることが、自分でできるかな? できたかどうか、帰ってからきいてみましょう。
逆に、遊びに来てくれた友だちがすてきなマナーだったら、ほめてあげると喜ばれるでしょう。 子どもも友だちも、すてきなマナーが身につきますね。
子ども同士がなかよしでも、家庭環境はちがいますよね。 一戸建ての家もあれば、マンションやアパートの家もあります。 置いてあるおやつが好きなだけ食べられる家もあれば、おうちの方の手作りおやつが時間になったら出てくる家もあるでしょう。 していいことと悪いことの境界線もちがい、失敗することもあるかもしれません。
子どもは自分が育っている家が「あたりまえ」。 ちょっとした生活のちがいにびっくりします。 いろいろなお仕事のおうちの人がいて、自分とちがう生活をしていて、よく知っているつもりの友だちが急に遠い存在に思えることもあるでしょう。
「異文化」というと、外国に行かないと味わえないものかというと、そうでもありません。 まずは身近な友だちの家で「異文化」を体験すると、子どもの視野が広がります。

・大人がいないときには友だちを呼ばない
・あらかじめ分かれば、アレルギーなどの気をつけることを聞いておく
・入っていい部屋などを決めておく
・遊んだり食べたりしたあとには片付けをすることを約束しておく
・終わりの時刻を決めておく
・相手が気をつかわない程度の、子どもに人気のお菓子をもたせる
・相手の家を出る時間を決めておく
・急なことであれば、「だれと」「どこで」あそび、「何時に帰るか」の3つを伝えてから遊びに行く約束をしておく
・帰る前に「こんどはうちにきてね」と招待するよう言っておく
子どもは自分の家に友だちが来てくれるのがうれしいようで、誘いたがりますよね。 挨拶やよいマナーに気をつけたら友だちのおうちの方が笑顔になってくれたという経験をすることで、その大切さに気付けます。 人付き合いの練習として、視野を広げる経験として、友だちのおうちと行き来して遊ぶ関係をつくりたいですね。
ライター/監修:かなせんせい(小学校教諭専修免許状、幼稚園教諭第一種免許状、中学校教諭第一種免許状(理科)、高等学校教諭第一種免許状(理科)、図書館司書教諭)
・小学校教諭専修免許状/幼稚園・中学校(理科)・高等学校(理科)教諭第一種免許状/図書館司書教諭免許状資格 かなせんせい
小学校に15年勤務し、教員として子どもや親御さんとかかわってきました。教え方や自分の子育ての経験を保護者に伝えたときに喜んでもらえた経験から、退職してからもライターとして活動しています。
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