私たち夫婦は共働きのため、二世帯住宅で同居する義母に息子の面倒をよく見てもらっています。 義母との関係は良好だと思っていたのですが、最近息子の様子がおかしいのです。
ある日息子から聞いた言葉に、私は耳を疑うことになりました。
今年年長になった息子は、まだまだ甘えん坊です。
毎朝私にべったりで、ハグをしてから見送るのが日課でした。 しかしある日の朝、「いってきますのぎゅーは?」と両手を広げると、息子は「…いらない」と顔を背けたのです。
いつもならすぐ飛びついてくるのにと驚いていると、息子は言いました。
「ばあばが…もうやめなさいって」
その夜、ベッドに入った息子に「なにか嫌なことあった?」と聞いてみました。 すると息子は、布団に潜り込みながら「だめ…」と呟きます。
「ママとお話しするといい子じゃなくなっちゃう…」
私は驚いて「”いい子”って どういう子のこと?」と尋ねました。
「えっと…ママのこと悪く言える子」
「ママはいっぱい怒るから…悪い子なんだって。だから悪い子を悪く言えたらえらいの…」
そして息子は、さらに信じられないことを口にしたのです。
「『ママなんてきらい』って言ったらばあばがニコニコしてた」
まさかお義母さんがそんなことを、と私はショックを受けました。 そして翌日、私は早く退勤できたので、息子の好きなハンバーグを作ろうと急いで帰宅しました。
すると家の外まで息子の泣き叫ぶ声が聞こえてきたのです。
「やだあああ!やめてぇぇ!」
慌ててリビングのドアを開けると、そこには義母がいました。
義母の足元には、息子が描いてくれた私の絵がビリビリに破かれて散らばっています。
「どうしたのっ!?」
私がおどろくと、義母は笑いながら言いました。
「ばあばじゃなくてママの絵ばっかり描く悪い子は…お仕置きしないとね」
震える声で「どうしてこんなことを…」と尋ねると、義母はさらに笑顔で答えたのです。
「だから言ったでしょ?お仕置きよ」
これが義母の本性だったのかと、私は泣きじゃくる息子をただ強く抱きしめました。 そんな私たちをよそに、義母は平然とした態度でいたのです。
さらに、義母がわが家に与えた影響はそれだけではありませんでした。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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