布おむつには「輪型おむつ」と「成型おむつ」の二種類がありますが、まずは輪型おむつの基礎的な当て方から。
長方形の輪型おむつを縦に広げ、細長く折った後、長方形になるように折ります。
この折ったおむつをおむつカバーの上に置いて、赤ちゃんをその上に横たえ、お腹周りにしっかりとフィットさせるのがコツです。
新生児ではおへその保護も重要視されますし、赤ちゃんの動きを妨げないよう、ほどよいゆとりを持たせてあげることが大切と言えるでしょう。
新生児や小柄な赤ちゃんには、布おむつが大きすぎることがあります。
この場合、余った部分を折り込み、赤ちゃんにジャストフィットするサイズに調整します。
しかしながら、ただ折るだけではなく、男の子と女の子では排泄の方向が異なるため、それぞれの性に応じた部分を折り込むことが漏れを防ぐ秘訣になるかもしれません。
生後半年までは、布おむつの間にストッパーの役割を果たす追加の布を挟んで、股部分からの漏れをブロックします。
2枚の輪型おむつを用いて、1枚をもう1枚に包むようにして設置し、それをおむつカバーの上に乗せるという方法です。
特に、下半身の動きが活発になるにつれて、しっかりとした漏れ防止策が必要となるでしょう。
赤ちゃんが4ヶ月を過ぎ、排泄量が増えてくると「背中漏れ」が心配になってきます。
この問題に対処するための技として、「三角折り」があります。
輪型おむつ1枚を逆三角形に折り、もう1枚をその上に置くことで、よりきちんとした保護が可能になります。
赤ちゃんの成長に合わせて、この三角折りを駆使することが、快適な布おむつ生活の鍵になるだろう。
布おむつは、使い方一つで漏れを大幅に防ぐことができます。
月齢や体型、そして赤ちゃんの動きに応じた折り方を見つけ、試してみることが大切でしょう。
そして何よりも、赤ちゃんにとって快適な着け心地を常に追求していくことが、漏れない布おむつ生活を送る上での最大のポイントと言えるかもしれません。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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