幼児期の心の成長を支える!スキンシップ遊びで心もほっこり

幼児期の心の成長を支える!スキンシップ遊びで心もほっこり
「子どもとたくさんスキンシップを取りましょう」と言われても、具体的な方法がわからないことがありますよね。また、忙しくてスキンシップの時間がないと感じる方も多いのではないでしょうか。 幼児期の子どもは、心の成長が著しい時期。安心感や愛情を実感することで、自信や社会性を育んでいきます。そんな心の発達を助けるのが「スキンシップ遊び」。ちょっとの時間でできる、触れ合いたくなる、子どもの心をほっこり温める方法をご紹介します。
目次

スキンシップとは

子どもはスキンシップが大好きな子が大半です。

スキンシップとは、直接肌に触れ合うコミュニケーションのことを指します。 抱っこやハグ、手をつなぐことだけでなく、マッサージやじゃれ合い遊びなど、さまざまな形があります。

スキンシップは、親の愛情を子どもに伝える手段です。 赤ちゃんや小さな子どもにとって、肌から感じる体温は安心感とおやこの絆を深めることに繋がります。

愛情ホルモン・オキシトシンの分泌

スキンシップは愛情を伝える手段だけでなく、おやこにとって良い効果があります。

スキンシップによって分泌される「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンは、安心感や幸福感をもたらし、 ストレスを軽減する効果があります。 オキシトシンは他にも、自己肯定感を高めたり、記憶力を向上させたり、脳の発達にも寄与すると言われています。

スキンシップはおやこにとって、ポジティブな影響が期待できるといえるでしょう。

歌や遊びを取り入れた触れ合い法

日常のちょっとしたタイミングでもスキンシップを図ることができます。

楽しい時間を共有するふれあい遊びも紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

日常のスキンシップ

・お風呂の後のスキンケアのときにマッサージ

・挨拶のときにハグ、ほめるときになでる

・絵本の読み聞かせで膝の上に乗せて読む

・優しく耳そうじ

以上のタイミングでスキンシップを取ることを心がけることで、ルーティーン化できます。 ルーティーンにすることで、スキンシップを習慣にできるのでおすすめです。

ふれあい遊び

「一本橋こちょこちょ」

いっぽんばーしこーちょこちょ…と親御さんも幼少期に一度は遊んだことがあるのでしょうか?

最後にたくさんくすぐって、たっぷり触れ合うことができる楽しい遊びです。

「きゅうりができた」

きゅうりができた きゅうりができた きゅうりができた (子どもを寝かして足を左右に揺らす)

さあ食べよ (ゆっくり止める)

塩ふってパッパパ 塩ふってパッパッパ 塩ふってパッパパ パッパパ (塩をまぶすようにお腹などを軽くつつく)

板ずりキュッキュキュ 板ずりキュッキュキュ 板ずりキュッキュキュ  キュッキュキュ (板ずりをするように体や、手足を手で優しく擦る)

さあ食べよ おててを ぱっちん (手を合わせる)

いただきまーす (食べるまねをしてくすぐる)

こちらもくすぐり遊びですが、たっぷりスキンシップがとれます。 くすぐって遊ぶ、じゃれつくスキンシップは子どもの脳や成長に良い効果があるとも言われているので、ぜひ遊んでみてくださいね。

肌を触り、くすぐることで血行もよくなるので、低体温になりがちな冬や朝に特におすすめです。

まとめ

幼児期の子どもの心の成長には、愛情をたっぷり注ぐことが大切です。 楽しく触れ合うことで、より愛が伝わり、子どもの心も豊かに育っていくでしょう。

子どもはスキンシップを通じて安心・安全を感じることができます。 社会で生き抜くためのしなやかな心を育む第一歩となるでしょう。

おやこの心の距離を縮め、お互いの心がほっこり温かくなるスキンシップを、ぜひ毎日に取り入れてみてくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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