読み聞かせの新定番！子どもの心を奪う絵本の新キャラ登場！TSUTAYAえほん大賞はおちゃめな「パンどろぼう」が主役

株式会社蔦屋書店は、『TSUTAYAえほん大賞』の第1回受賞作品発表および授賞式を、10月29日（木）に代官山 蔦屋書店（東京都渋谷区）にて開催しました。

栄えある第1回の大賞に輝いたのは2020年4月に発売された絵本『パンどろぼう』（柴田ケイコ／KADOKAWA）。
全国の、TSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が「自分の子どもに読み継ぎたい」「語り継いでいきたい」「50 年後も読まれている作品をTSUTAYA で育てていきたい」という願いを込めて直近１年間に出版された絵本の中から選出されたこの賞。上位10タイトルと新人賞が発表され、今後、絵本の新定番として多くの親子を魅了していきそうです。

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パンがパンを盗むの！？思わず親子で爆笑のユーモア絵本『パンどろぼう』

『パンどろぼう』
作 柴田ケイコ
1,430円（税込）
32ページ

「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる　おおどろぼうさ」
この絵本の主役は世界一のパンを探し求める大どろぼう。
パンがパンをかついで逃げていきます。
え？パンがパンを盗むの？もうこの設定だけで楽しそうですよね。

このおちゃめで憎めないパンどろぼうが、事件を巻き起こします。
パンどろぼうって何者？パンに包まれた、その正体とは――！?

人気絵本作家・イラストレーター柴田ケイコさんのとってもかわいい！でもちょっぴりシュールでくすりと笑ってしまうようなイラストに、ページをめくるのがワクワク。
パン屋さんにずらり並んだいろいろなパンの中に紛れ込んだパンどろぼうを探したりと、親子で盛り上がるしかけがありますが、しょくぱん、コロッケパン、ピザパンにウインナーパン…描かれているパンがとにかくおいしそう！

親子でパンがもっと好きになりそうな絵本です。

新しい絵本との出会いをおやこで楽しもう

授賞式には8か月のお子さんを子育て中の横澤夏子さんが登場。元々えほんが大好きでよく読んでいたという横沢さんは、1日3冊を目標に子どもに読みきかせながら自分も癒されているそうです。

『TSUTAYAえほん大賞』の受賞作品。新人賞を受賞した『そらいろのてがみ』（ながしまひろみ／岩崎書店）など、魅力的なラインナップ！

長年愛されているロングセラー絵本がある一方で、毎月たくさんの新作絵本も。
新しいえほんの賞が新設され、これまで今まで知らなかった新しい絵本との出会いのきっかけになるのはママやパパにとってうれしいこと。
次はどんな絵本をわが家に迎えて、子どもと一緒に楽しもうか…夢がふくらみますね。