秋の夜長は「読み聞かせ」で感受性・想像力を育もう!最新絵本ランキングベスト10!【2020年10月版】

秋の夜長は「読み聞かせ」で感受性・想像力を育もう!最新絵本ランキングベスト10!【2020年10月版】
この秋、人気があるのはどんな絵本?ハイブリッド型総合書店「honto」の2020年10月絵本ランキングbest10をお届けします!
目次

秋も深まり、人肌が恋しい季節。
膝の上に子どもをのせて、お互いのぬくもりを感じながらいっしょに物語の世界へ出かける「絵本の読み聞かせ」は、親子ともに大切にしたい幸せな時間ですよね。この秋、みんなが読んでいるのはどんな絵本なのでしょうか?

「honto」は、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、リアル書店を連携させた「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」提供する総合書店サービス。
hontoの月間ランキング(集計期間:2020年10月1日~10月31日)から、最新の人気絵本をご紹介します。

【1位】さまざまな疑問に痛快に回答『あつかったらぬげばいい』

いまをときめく人気絵本作家ヨシタケシンスケさんによる8月発売の最新刊が1位!「ヘトヘトにつかれたら」「ふとっちゃったら」「だれもわかってくれなかったら」「せかいがかわってしまったら」…。2 コマごとに展開する老若男女のさまざまな疑問に痛快に答えるこの本は、大人が読んでも深く考えさせられると大きな話題に。心を緩めてくれるヨシタケ式ユーモアが詰まっています。


『あつかったらぬげばいい (MOEのえほん)』
ヨシタケシンスケ (著)
白泉社
1,100円(税込)

【2位】絵本デビューにおすすめ『しましまぐるぐる』

赤ちゃんが大好きな「しましま」と「ぐるぐる」が、黒・白・赤といったコントラストの強い配色の線や形、目や口がある「顔」の絵で構成されていて、絵本デビューにおすすめ。分厚い紙でできていて角も丸いので、赤ちゃんが触っても丈夫で長持ち。出産祝いで人気の一冊です。


『しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)』
かしわらあきお(え)
学研プラス
968円(税込)

【3位】ねこはねこの町に出かけてる!?『ねこはるすばん』

飼い主が出かけて行って、ねこは留守番。…と思いきや、ねこもこっそり「ねこの町」にくりだした!カフェに行ったり、ヘアーサロンに行ったり、映画を観たりと、ねこの町を満喫します。人間たちがしらないねこの世界。『ねことねこ』『ネコヅメのよる』など、ねこ好き作者によるねこ絵本の最新刊。


『ねこはるすばん』
町田尚子 (著)
ほるぷ出版
1,650円(税込)

【4位】暗いところでおばけが光る?『トリックオアトリート! ハロウィンのえほん』

10月期にはやっぱりハロウィン絵本がランクイン。4人の子どもたちが、とっておきの仮装ででかけ、いろいろな家のドアを叩いてたくさんのお菓子をもらいます。だれが出てくるかな?どんなお菓子をもらえるかな?いっしょに声を出したり、あてっこしたり、参加しながら遊べる絵本。暗いところでおばけが光る、蓄光インクを使ったページもありますよ。


『トリックオアトリート! ハロウィンのえほん』
岡村 志満子 (作)
くもん出版
1,100円(税込)

【5位】あらら、びっくり、大笑い!『だるまさんが』

2008年に発売されて以来、赤ちゃん絵本の定番に。だ・る・ま・さ・ん・が……?どてっ。ぷしゅーっ。ぷっ。びろーん。にこっ。頁をめくって意外な展開に大わらい!とびきりゆかいなだるまさんシリーズの一冊目。


『だるまさんが(かがくいひろしのファーストブック)』
かがくいひろし(作)
ブロンズ新社
935円(税込)

【6位】ホットケーキが食べたくなる『しろくまちゃんのほっとけーき』

卵を割って、牛乳を入れて…しろくまちゃんがホットケーキを作ります。見開きいっぱいに描かれたホットケーキが焼き上がっていく場面は、子どもたちに大人気。ふくふくと焼きあがったら、山積みにしたホットケーキをこぐまちゃんとふたりで「おいしいね」。40年間、親しまれている大人気絵本です。


『しろくまちゃんのほっとけーき』
わかやま けん (え)、森 比左志 (著)、わだ よしおみ (著)
こぐま社
880円(税込)

【7位】安全な厚紙ボードブック版が登場!『はらぺこあおむし』

ごぞんじ、『はらぺこあおむし』の厚紙ボードブック版。ページの角が丸くて頑丈なので、赤ちゃんでも安心して触って楽しめます。サイズは少し小さめですが、鮮やかな色も穴あきのしかけも通常の絵本と変わらず魅力です!


『はらぺこあおむし (ボードブック)』
エリック・カール (さく)、もり ひさし (やく)
偕成社
990円(税込)

【8位】親子で遊べる赤ちゃん絵本『いないいないばあ』

40年近く、世代を超えて親しまれている赤ちゃん絵本の定番。いろいろな動物がかわるがわる出てきて「いない、いない…」と顔を隠しています。「ばあ!」とページをめくると、子どもは大喜び!親子のコミュニケーションが楽しめる一冊です。


『いないいないばあ 改版 (松谷みよ子あかちゃんの本)』
松谷みよ子(ぶん)、瀬川 康男 (え)
童心社
770円(税込)

【9位】大人気シリーズの最新刊『こどもずかん777英語つき しゃしんバージョン』

大人気シリーズ「こどもずかん英語つき」の写真版。777語以上のことばと写真を掲載した知育ずかんで、動物、虫、乗り物、食べ物など、楽しい写真がいっぱい!それぞれのことばに、英語とその発音が書かれているので、親子で英語に親しむのにもぴったり。


『こどもずかん777英語つき しゃしんバージョン 0さい〜5さい』
よしだじゅんこ(絵・タイトルロゴ・みだし)、ディブ・テルキ(英語監修)、今泉忠明(監修)、木村浩之(監修)
学研プラス
1,078円(税込)

【10位】寝ている間の想像がふくらむ!『ねぐせのしくみ』

朝起きたら、すごい寝ぐせ!寝ている間に、何が起きてる?もしかしたら、「あのひとたち」におなかを丸出しにされたり、いろんな髪型を試されたりしているのかも…?ヨシタケワールド全開の楽しい絵本。


『ねぐせのしくみ』
ヨシタケシンスケ(著)
ブロンズ新社
1,078円(税込)




ロングセラーの定番が多くを占めている絵本ランキングですが、10月は同じ作者の新刊が1位と10位にランクイン!発表する絵本が次々大ヒットしているヨシタケシンスケさんの人気ぶりがうかがえますね。

絵本は子どものためばかりでなく、自分のために買うという人も。赤ちゃん絵本から、大人がそばに置いておきたい絵本まで。ぜひこの秋の絵本選びの参考にしてみてくださいね。

ランキング提供元:ハイブリッド型総合書店honto

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執筆者

ライター 山口 舞

大学卒業後、テレビ局に勤務。幼児番組などを担当する。退職後、書籍・雑誌の編集に携わり、実用書や英語テキスト等を担当する。現在は、4歳男子の子育てをしながら、児童書の編集、児童文学創作、ソビエト児童文学の翻訳など活動中。

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