電車で…『腹も出てないのに妊婦気取りかい』見知らぬ女性の一言に硬直。直後⇒近くの男性が動き出して―！？

見知らぬ人の優しさが心に残る

私が妊娠中に電車に乗っていたときの話です。

妊娠10週頃はまだお腹も出ていないので、何かあったときのために「お腹の中に赤ちゃんがいます」と記載されたキーホルダーをつけていました。

その日、電車は混んでいて座るところがなく、私は立ったままでした。

すると、向かいに座っていたおばさんが「ろくに腹も出てないのに妊婦気取りかい」とボソッとつぶやき、睨みつけてきました。私は怖くなって目をそらしましたが、そのおばさんはさらに近づいてきて「お腹出てから妊婦って名乗りな」と言ってきました。

怖くて黙っていると、近くにいたサラリーマンの男性が近寄ってきて「お腹が出てないからこそ妊婦と分からない。それでは何かあったとき、手遅れになる。だから付けているということが分からないのか？」と、はっきり言ってくれました。

あの男性が助け舟を出してくれなければ、きっと私はもっと怖くて黙り込んだままだったでしょう。今でもその優しさを忘れられずにいます。（女性/27歳/会社員）

公共の場では、誰もが気持ちよく過ごせるようマナーを大切にしたいものです。

妊婦さんや体調の優れない方など、見た目ではわからない事情がある人もいます。小さな気づかいや声かけが、大きな安心につながりますね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。