子どものおしゃべりから見える成長!言葉の発達段階をわかりやすく解説

子どものおしゃべりから見える成長!言葉の発達段階をわかりやすく解説
赤ちゃんが生まれて最初に発する声から幼児期にかけての言葉の成長は、目に見える形で子どもの成長を感じることができる瞬間です。 この記事では、この貴重な時期における言葉の発達の様子を段階ごとにわかりやすく紹介していきます。
目次

最初の言葉まで

生まれたばかりの赤ちゃんは、泣いたり笑ったりすることで、はじめての“会話”をスタートします。 生後2ヶ月ごろからは、社会的な微笑みが見られたり、声を出すようになったりと、コミュニケーションのサインが少しずつ増えていきます。

さらに、生後4ヶ月ごろになると喃語(なんご)と呼ばれる、言葉に似た音を発するようになり、親とのやりとりがより深まっていきます。 こうした小さな変化は、赤ちゃんが言葉を理解し始める第一歩。

簡単な身振りで気持ちを伝えようとする前触れかもしれません。

意思を言葉で伝える

赤ちゃんは10ヶ月から12ヶ月にかけて、意図的に言葉を使って伝えたいことを表現するようになります。 「マンマ」「ブーブー」といった単語が登場するのは、この時期です。

「これは何?」と聞かれたり、物事を指差しながら共有する行動が増え「ちょうだい」と言われたりすることでコミュニケーションの可能性が広がっていきます。 しかし、すべての子が一定の期間に言葉を使い始めるわけではなく、発達のペースは子どもそれぞれで異なるため、余裕を持って見守ることが大切です。

単語から文への進化

1歳から1歳半にかけて、子どもは自分の意思を単語で伝えることができるようになります。 例えば、「ブーブー」と言っておもちゃの車を指差すなど、言葉を使った意思の伝達が見られるようになります。 この時期の言葉は完璧ではありませんが、おやこ間のコミュニケーションが一層豊かになります。

おわりに

1歳半から幼児期にかけて、子どもは急速に語彙を増やし、複雑な文を使った会話ができるように進化していきます。 この時期は、子どもが言葉を通じて世界を広げていく大切な時期であるため、親としては積極的にコミュニケーションを取り、子どもの成長をサポートすることが重要です。

言葉の発達は子どもの個性や周囲の環境に大きく左右されるため、一人ひとりのペースを大切にしながら、その成長を楽しんでください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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