子どもは、大人が思っている以上に、ママやパパの表情や声のトーン、ちょっとした仕草にとても敏感です。 ママが自信なさそうにしていたり、イライラしている様子を感じ取ると「なんとなく不安」「笑ってほしい」という気持ちを抱きやすくなります。
反対にママが笑っていたり、リラックスしていると、子どもも安心してのびのびと過ごせるのです。
「どうしてうまくできないんだろう」「わたしなんて…」といった言葉を、無意識に口にしていませんか? そういった“自己否定”の言葉は、子どもの耳にも届いています。
そして子どもは、「ママが自分を責めてる」「大人ってうまくいかないとダメなんだ」と受け止めてしまうこともあるのです。 知らず知らずのうちに、「失敗しちゃいけない」「がんばらないと認めてもらえない」と思いこみ、自己肯定感が育ちにくくなることもあるのです。
ママが「うまくいかなくてもいい」「今日はこれでよし」と自分にやさしくできる日は、不思議と子どもにもやさしく接することができたりしますよね。
それは、ママの自己肯定感が“安心の空気”となって、家庭全体にやさしく広がっているから。 「がんばりすぎなくていいんだよ」「間違えても大丈夫」そんな空気があると、子どもも肩の力を抜いて、自分の気持ちを素直に出せるようになります。
自己肯定感は、がんばり続けるだけでは育ちにくいもの。 ママが「自分らしくいられる」「ほっとできる」と感じられる時間が、心を満たしてくれます。
ほんの少しの時間でもいいので、
・好きな音楽を流す
・お茶を飲む時間をつくる
・自分を責める言葉を「今日はがんばった」に変えてみる
そんな小さな習慣が、自分へのやさしさを少しずつ育てていきます。 ママの心がやわらかくなると、子どもにも自然とあたたかな関わりができるようになります。

ママが自分のことを大切にしている姿は、子どもにとって何よりのお手本です。 「ママだって失敗する」「ママも悩んだり、泣いたりするけど、それでも前を向いてる」
そんな“等身大の姿”を見せてもらうことで、子どもも「ぼくも大丈夫」と思えるようになります。 自己肯定感は、言葉で教えるものではなく、日々の姿を通して伝わっていくものなのかもしれません。
ママの自己肯定感は決してママだけのものではなく、子どもにとっても大切な“安心の土台”になります。 うまくいかない日があっても大丈夫です。
怒ってしまった日も、泣きたくなった日も、それも全部大切な姿です。 「わたしは、わたしでいい」そんなふうに思える瞬間を、少しずつ増やしていきましょう。
そのやさしさは、きっと子どもの心にも、じんわりと届いていきますよ。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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