赤ちゃんの人見知りは成長の証!原因と上手な対処法

赤ちゃんの人見知りは成長の証!原因と上手な対処法
「急に人見知りが始まった…どう接したらいいの?」 そんなふうに戸惑うこと、ありませんか? 実はこの“人見知り”、赤ちゃんが心の成長をしているサインなんです。 今回は、人見知りの原因や時期、そして親としてできる関わり方についてお伝えします。
目次

成長とともに訪れる「人見知り期」

赤ちゃんの人見知りは、生後6ヶ月ごろから始まり、2歳ごろまで続くことが多いといわれています。 この時期の赤ちゃんは、「この人、知らない…でも気になる…」というような、近づきたい気持ちと怖さの間でゆらゆら揺れ動いています。

それまで誰にでもニコニコしていた赤ちゃんが、突然泣いたり、抱っこを拒んだりする姿に、驚くこともあるかもしれません。 でもこれは、赤ちゃんが「いつもの人と、そうじゃない人」を区別できるようになってきた証拠。大切な成長の一歩です。

「パパ見知り」も、自然なこと

お父さんに対して急に泣いたり、抱っこを嫌がったりする“パパ見知り”。 ときには、生後3ヶ月ごろから見られることもあります。

お父さんにとっては少し切ない時期かもしれませんが、これも赤ちゃんが“お母さん以外の人”を意識しはじめたという成長のサインです。

この時期は、お母さんとのやり取りをそばで見せたり、無理に関わろうとせずに自然にそばにいるだけでも、赤ちゃんは安心感を得ていきます。

ゆっくり乗り越えていくために

人見知りは、無理に克服させるものではありません。 焦らず、赤ちゃんの気持ちに寄り添いながら、少しずつ外の世界に慣れていけるようにしていきましょう。

たとえば、親御さんと一緒に人と関わる経験を少しずつ増やしていくこと。 訪問先に行く前に写真を見せたり「この人に会うよ」と声をかけておくのも効果的です。

赤ちゃんが不安そうにしているときは、無理をせず、いつものようにそばにいてあげることが何よりも安心につながります。

おわりに

赤ちゃんの人見知りは、心が育っている証です。 不安そうな様子に戸惑うこともあるかもしれませんが、その姿もまた、成長のひとつとして見守ってあげてください。

親御さんのやさしいまなざしと寄り添いで、赤ちゃんは少しずつ人との関わり方を学び、外の世界へと踏み出していきます。

今しかないこの時期を、焦らず、楽しみながら乗り越えていけるといいですね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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