居酒屋で…「この値段、絶対おかしいですよね?」大将に確認した結果⇒「すんません…」突然涙して―!?

居酒屋で…「この値段、絶対おかしいですよね?」大将に確認した結果⇒「すんません…」突然涙して―!?
毎日の生活でふと立ち寄る飲食店。 そこで出会う店員さんのちょっとした気遣いや、思いがけない出来事には、心がほっとする瞬間が隠れています。 今回は、そんな飲食店にまつわる『ちょっと驚いて、ちょっと温かい』エピソードを集めました。
目次

値段が変わらない理由

今年も暑くなってきたので、仕事が終わってからキンキンに冷えたビールが飲みたくなり、家の近くでお店を探していました。 少し歩いたところで、普段から前を通ってはいたけれど一度も行ったことのなかった、赤ちょうちんの居酒屋にふらりと入ってみました。

店内はカウンター席だけで、私が行ったときには常連さんらしい人が2、3人。 厨房には70歳くらいの大将が1人で切り盛りしていました。

早速ビールとつまみを頼んで、常連さんや大将と軽く言葉を交わしながらのんびり過ごしていました。 すると、ふと、メニューのあるページだけが手書きなことに気づきました。

しかも、そのページの料理だけやけに値段が安い。

ちょっと気になって「この値段、絶対おかしいですよね?」と冗談まじりに聞いてみたんです。 すると大将は、ちょっと間をおいてから「それ、うちのかみさんが書いたメニューなんだ」とポツリ。 続けて「もう20年も前に亡くなっちゃってさ。いまは物価もだいぶ上がってるけど、あのページだけは変えたくないんだよね」と話したあと、しばらく黙った大将の目に涙が浮かんでいるのが見えました。

慌てて手ぬぐいでゴシゴシ拭いながら「すんません…」と照れくさそうに笑っていたのが、なんとも印象的でした。

その話を聞いて、心の奥がじんわり温かくなりました。 (男性/29歳/会社員)

大切にしたい、変わらないもの

日常のちょっとした場所に、思いがけない温かさが隠れていることがありますよね。 そうした小さな幸せを見つけると、自然と心が嬉しくなります。

あなたのまわりにも、大切にしたい“変わらないもの”はありませんか?

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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