幼児期の大冒険！1歳半の子どもが夢中になる室内・屋外の遊び方

1歳半の子どもの特性と遊びのアプローチ

この頃の子どもたちは、簡単な言葉を話し始めたり、周囲とのやり取りを楽しめるようになってきます。自我も少しずつ芽生え、自分でやってみたい気持ちが強くなるのもこの時期の特徴です。

この成長段階をうまく利用して、色彩感覚を刺激するお絵かきや、手先の器用さを養うパズルと積み木の遊びを取り入れると良いでしょう。また、子どもの想像力を豊かにするごっこ遊びは社会的スキルと言葉の発達に大きな効果があります。

室内で遊ぶときは、安全面をしっかり確保しながら、子どもの好奇心を刺激できるような工夫がポイントになります。

例えばお絵かきでは、安心して使える素材を選び、色の名前を声に出しながら一緒に描いてみると、遊びながら言葉にもふれられます。折り紙や簡単な工作も指先を動かす良い練習になりますし、自分で作ったものへの満足感も得られます。

積み木やパズルは、形の違いや積み方などを考える力を育てるのに役立ちます。夢中になって取り組む中で、集中力や観察力も育っていきますよ。

外遊びは体をたくさん動かすだけでなく、自然の中でいろんな刺激を受けながら学べる貴重な時間です。すべり台やブランコなどの遊具はバランス感覚や体の動かし方を身につけるのにぴったり。

ただし、遊具を使うときは対象年齢や使い方を確認し、保護者の目が届く距離でしっかり見守ることが大切です。

また、他の子どもと一緒に遊ぶ経験を通して、少しずつ社会性も育っていきます。ただ、1歳半ごろはまだ自分の気持ちを言葉で伝えるのが難しい時期でもあるので、必要に応じてやさしくサポートしてあげてくださいね。

1歳半は子どもが心も体も大きく成長する大切な時期です。毎日の遊びの中に、たくさんの「学び」や「できた！」が詰まっています。

おやこで過ごす何気ない時間も、子どもにとってはかけがえのない経験になります。安全な環境と適切な見守りのもとで、子どもの想像力と好奇心を広げる遊びを一緒に楽しみましょう。

（おやこのへや編集部）