パパと子どもの絆を深める「とっておきの休日の過ごし方」

パパと子どもの絆を深める「とっておきの休日の過ごし方」
平日はなかなか子どもと過ごす時間が取れない…。 そんなパパにとって、休日は子どもとじっくり関わることができる貴重なひとときです。 でも「何をして過ごせばいいかわからない」と感じることもあるかもしれませんね。 今回は、特別な準備がなくてもできる、子どもとパパの絆を深める“とっておきの休日の過ごし方”を紹介します。
目次

1. 子どもと「一緒に決める」時間が大切

休日の予定をパパがすべて考えるのではなく「今日は何したい?」と子どもに聞いてみることから始めてみましょう。 自分の意見を聞いてもらえる経験は、子どもにとってうれしいもの。 「選んだ」「決めた」という体験が、その日を“自分ごと”として特別なものにしてくれます。

小さなことでもかまいません。 「公園に行く?おうちでお絵かきする?」そんな選択肢からで十分です。

2. 「一緒にやる」が一番の思い出になる

パパと子どもで何かを“並んでやる”時間は、特別な道具がなくても絆を深める力があります。

たとえば…

一緒に料理する(ホットケーキづくりなど)

公園で全力鬼ごっこ

段ボールで秘密基地づくり

子どもは、“誰かが自分と同じ目線で関わってくれている”と感じたときに、安心し、心を開いていきます。 上手にやることより「一緒に楽しむこと」に価値があるのです。

3. 特別なことがなくても、子どもは十分うれしい

「特別な場所に連れていかなきゃ」「計画を立てなきゃ」と気負う必要はありません。 子どもは、ただパパと一緒にいるだけで、心が満たされる瞬間があります。

お昼寝前に一緒に絵本を読んだり、ソファでくっついてテレビを見たり…“何もしない時間”も、大切な共有時間になります。

忙しい日々のなかで、ただ一緒にいるだけでも、子どもはしっかりと“愛されている実感”を感じ取っています。

4. パパならではの遊びが、子どもにとって特別になる

ママとは違う遊び方をするのも、パパの魅力のひとつです。 たとえばダイナミックな遊び、冒険っぽいごっこ遊び、ちょっと難しい道具を使った作業など。 パパとしかできない体験は、子どもの「楽しかった!」という記憶に強く残ります。

“パパとの遊び=楽しい”という印象が積み重なることで、信頼感や安心感が自然と深まっていきます。

5. 最後は「今日楽しかったね」と伝える

1日を終えるとき「今日は一緒にいられて楽しかったよ」「〇〇してくれてうれしかったな」と言葉で伝えてあげましょう。 子どもは、自分との時間がパパにとっても楽しかったと知ることで「また一緒に過ごしたい」と感じるようになります。

そして、そんな言葉のやりとりが、子どもにとって“心の栄養”となっていくのです。

まとめ

パパと子どもの休日は、特別なことをしなくても、ただ一緒に過ごすだけで心が通じ合う時間になります。 大切なのは、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に楽しもうという姿勢です。

忙しい毎日のなかで、ほんのひとときでも“ふたりだけの時間”があることが、子どもにとってはかけがえのない思い出になります。 今日という日が、パパにとっても、子どもにとっても、笑顔で満たされる時間になりますように。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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