私の名前はみのり。
夫ののりあきと二人で暮らしている。
少しの不満はありつつも、なんとか折り合いをつけて生活していた。
しかし、義母が我が家にやってきたことで、その生活は一変した。
「ほら、実家だと段差が多くて大変でしょ? 足が痛くて生活しづらいから、こっちに来ちゃった」
そう言って、義母はアポなしで我が家に押しかけてきたのだ。
「なんでそんなこと言うんだよ! 親は大事にしなきゃいけないだろ!」
私が「一度家に帰って、準備をしてから来てほしい」と頼むと、夫は激怒。
それ以来、夫は何かと義母を庇い、義母はどんどんわがまま放題になっていった。
「お医者さんからね、私ぐらいになったら量より質で食生活を送るべきって言われたわ」
「いいのよ、のりあき。私が悪いんだもんね。足が悪いばっかりに、世話をかけて…。こんな足手まといの姑、邪魔にされたって仕方ないのよぉ…」
わざとらしく泣き出し、私を悪者にする義母。
そんな二人の態度に、私はついに離婚を決意した。
私の変化に気づかない二人は、やりたい放題。
そんな二人を見て、私はある計画を立てた。
まず、私は夫を言葉巧みに言いくるめ、家のローン名義を共同名義から、夫の単独名義に変更させた。
「もちろんよ! だって我が家の大黒柱は、のりあきだもん! あなたの名義にしておくべきでしょ!」
「そ、それもそうだよな! みのりも分かってきたじゃん!」
さらに、義母が快適に過ごせるようにと、あえて彼女を甘やかし続けた。
案の定、すっかり安心しきった義母は、厳格な義父に、勢いで離婚届を送りつけてしまった。
そして、全ての準備が整った日、私は二人に宣言した。
「では、私が家を出ます」
「え…?」
「ほとんどの荷物は先に新居に送ってありますから。持っていく荷物はこれで全部です」
夫と義母は、私が本気だったことにようやく気づき、顔面蒼白に。
私はそんな二人を残し、静かに家を出て行った。
出典:嫁子のスカッと漫画
イラスト:嫁子のスカッと漫画
※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。 ※この物語はフィクションです。 (おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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