子どもが負けて大泣きしたときはコレ!涙をやる気に変える“魔法の作戦会議”たった一言の声かけ技

子どもが負けて大泣きしたときはコレ!涙をやる気に変える“魔法の作戦会議”たった一言の声かけ技
かけっこで負けて、わっと泣き出す。 ゲームに負けて、盤をひっくり返してしまう。 そんなわが子の「負けず嫌い」な姿に、親としてどう接すればいいか、頭を悩ませることはありませんか。 「たかがゲームで、どうしてそんなに泣くの?」と思ってしまうこともありますよね。 でも、その大粒の悔し涙は、見方を変えれば、「もっと上手になりたい」「次は勝ちたい」という、向上心の熱い芽生えなのかもしれません。
目次

1. 「どうでもいい」より、ずっとすてきな「悔しい」という気持ち

まず、心に留めておきたいのは、「悔しい」という感情は、何かに真剣に取り組んだ人にしか訪れない、とても尊い気持ちだということです。 勝っても負けても「どうでもいい」と関心を示さないよりも、負けて本気で悔しがれること。

それは、その子がその瞬間の勝ち負けに、全身全霊で向き合っていた証拠です。 その情熱や集中力は、それ自体が素晴らしい才能の芽です。

親としては、まずその熱い心を「すてきなことだね」と、肯定的に受け止めてあげたいものです。

2. まずは、熱い気持ちを丸ごと受け止める

悔し涙を流している子どもに、いきなり「泣くのはやめなさい」「負けても大丈夫」と正論を伝えても、なかなか心には届きません。まずは、その子の燃え上がるような気持ちに、共感という名の水をそっとかけてあげましょう。

「そっか、負けて悔しかったんだね」「一生懸命やったもんね。勝ちたかったよね」 行動を評価するのではなく、ただ、その子の気持ちに寄り添う。

親に自分の気持ちを丸ごと受け止めてもらえた、と感じたとき、子どもは安心して感情を出し切ることができ、少しずつ落ち着きを取り戻していきます。

3. 涙が「次へのガソリン」に変わる言葉がけ

子どもの心が少し落ち着いてきたら、そこがチャンスです。 悔しさという強いエネルギーを、次への意欲という名のガソリンに変えていきましょう。

「悔しいね。じゃあ、次はどうしたら勝てるかな?」「もう一回だけ、練習してみる?」

ただ「残念だったね」で終わらせるのではなく「じゃあ、どうする?」と未来に視点を向ける質問を投げかけてみる。 そうすることで、子どもは、悔しさはただ泣いて終わる感情ではなく、次へのステップにつながる力強いエネルギーなのだと、体で学んでいきます。

4. 「勝ち負け」よりも大切なものを、親の背中で語る

子どもは親の言葉よりも、その行動から多くを学びます。 勝ち負けのある遊びをするときは、親自身がよき敗者、そしてよき勝者になる姿を見せる絶好の機会です。

もし親が負けたら「あー、悔しい!でも、おめでとう!」と、笑顔で相手を称える。 もし親が勝ったら、「やったー!でも、あの手はすごかったね」と、相手の健闘を讃える。

ゲームのあとに、勝っても負けても「楽しかったね!」と言い合える。 そんな親の姿が、勝ち負けの結果以上に、ゲームそのものを楽しむことや、相手を尊重する大切さを、何よりも雄弁に子どもに伝えます。

5. その情熱は、人生を切り拓くエンジンになる

子どもの頃の「負けず嫌い」は、将来その子の人生を力強く切り拓いていくための、大切なエンジンになります。 悔しいから、もっと練習する。

できないから、もっと工夫する。 その情熱こそが、学問やスポーツ、芸術、そして仕事において、人を成長させる原動力です。

お子さんは、人よりも少しだけパワフルなエンジンを、心に持っているのかもしれません。 親の役割は、その素晴らしいエンジンを止めてしまうことではなく、上手に運転するためのハンドルさばきやブレーキのかけ方を、一緒に学んでいくことなのです。

まとめ

わが子が、負けて大泣きする姿を見るのは、親として心が痛むものかもしれません。 でも、その涙は、決して恥ずかしいものでも、弱いものでもありません。

それは、その子の心が「もっと成長したい」と叫んでいる、向上心の結晶です。 まずはその悔しさを、温かく、丸ごと受け止めてあげる。

そして、その熱いエネルギーが「次の一歩」へと向かうように、そっと寄り添ってあげる。 その関わりが、子どもの中に、失敗を乗り越えるための本当の強さを育てていくはずです。

今はまだ小さなその向上心の芽が、いつか立派な大輪の花を咲かせる日を、楽しみにしたいですね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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