トランプの起源は?絵札の人物や豆知識を紹介

トランプの起源は?絵札の人物や豆知識を紹介
トランプは、誰もが一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。 今回はトランプの意外な歴史や、絵札の人物のモデルについて紹介します。
目次

トランプの起源と歴史について

トランプの起源にはさまざまな説がありますが、中国やインド、古代エジプトなどが発祥地の有力な候補とされています。 日本には戦国時代にポルトガルから伝わったとされており、当時は「カルタ」と呼ばれていたようです。

このカルタは武士たちの間で人気を集め、あまりの流行ぶりから、禁止令が出されたという記録も残っています。 ちなみに、日本で親しまれている「花札」も、このカルタがもとになったと考えられています。

絵札に描かれた人物は、歴史上の英雄たち

トランプの絵札に描かれている人物には、それぞれモデルが存在すると言われています。 「11(ジャック)」「12(クイーン)」「13(キング)」の札には、歴史上の英雄がモチーフとして用いられているそうです。

これは16世紀ごろ、フランスのトランプ製造会社が「誰もが知る人物をデザインに取り入れれば、もっと売れるのではないか」と考えたことが始まりだとされています。

たとえば、キングには次のような人物がモデルとして挙げられます。

・キング:スペードは古代イスラエル国王のダビデ、クラブはマケドニア国王のアレキサンダー大王、ダイヤは古代ローマのユリウス・カエサル、ハートは西ヨーロッパを統一したカール大帝がモデルと言われています。

・クイーン:スペードは戦いの女神アテナ、クラブはフランス王妃アルジーヌなどがモデルのようです。

・ジャック:スペードは騎士オジェ・ル・ダノワ、クラブは円卓の騎士ランスロット、ダイヤはトロイの王子ヘクトルなどがモデルだと言われているようです。

海外で親しまれているトランプゲーム「ゴルフ」

日本ではあまり知られていないかもしれませんが、「ゴルフ」というトランプゲームは、海外で人気のある遊びの一つです。 運と戦略のバランスがちょうどよく、大人も子どもも一緒に盛り上がれるゲームです。

カードの点数を合計して、最も点数が低かった人が勝ちとなるゲームです。 Aは1点、2は−2点、3〜9はそのままの点数、10と絵札(J、Q)は10点、Kは0点となります。

プレイヤーは6枚のカードを裏向きで受け取り、最初にそのうち2枚だけを表向きにします。 山札か捨て札から1枚カードを引いて、手持ちのカードと入れ替えながら、できるだけ点数を下げていきます。

おわりに

トランプの起源にはまだ謎が多く残されていますが、絵札に登場する人物や、その背景を知ることで、 普段の遊びがより深く楽しめるようになるかもしれません。

ぜひ、海外で人気のゲームも取り入れて、家族でトランプ遊びの幅を広げてみてはいかがでしょうか。

(おやこのへや編集部)

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「知育・遊び」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram